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この本を読もうと思ってます。移民としてアメリカに渡ったアジア人の位置づけ、コロナ禍以降のアジア人差別だけではなく、西部開拓時代を扱った映画で近年になってようやく描かれ始めた中国系移民の歴史も知りたい。私の知る限りだと中国系移民を登場させた西部劇の有名どころは『リオ・ブラボー』、マカロニウェスタンの『ウェスタン』くらいで、それも戯画化された形だったので、もし他にもご存知の方がいたらご教示ください。akashi.co.jp/book/b654310.html


西部劇ではないですが、アメリカの鉄道建設や鉱山労働に携わった中国人移民を描いた小説であり作家自身も中国系移民の子孫であるマキシーン・ホン・キングストン「チャイナ・メンをお勧めします。もう古本でしか手に入りませんが数年前の新潮文庫「村上柴田翻訳堂」シリーズの一冊なので比較的入手しやすいです。(Amazonは高いのでブックオフの方がリーズナブルです)

ありがとうございます!鉄道建設は西部劇にも深く関わる部分なので、探して必ず読みます!私が西部劇に描かれる移民像が気になりだしたきっかけが、近年読んだ久生十蘭の『美国横断鉄路』なのですが、ちょっと…というかかなり残酷趣味に走りすぎている気がして、内実がわかる本を探していたので大変嬉しいです。


藤本和子さんの翻訳も素晴らしく、マジックリアリズムのような幻想的シーンもあれば無味乾燥な法令文書の羅列により移民排斥のレイシズムを告発する場面もありぜひとも小説実物に当たってみてください。印象に強く残る鉄道建設労働者のシーンでは、ブルース・スプリングスティーンの排外主義に抗う百姓一揆チューンAmerican landがBGMとして頭の中に流れて来ました。
🎵彼等は線路を敷きながら死んだ
彼等は今も死に続けている
この国を作った人たちを
俺たちは常に締め出そうとしている

好きなジャンルでとても面白そうで、ますます読まなくては、という気分です。歴史の大事な部分を担った人々を知らなかったことを恥じる気持ちと、そんな人々がハリウッドの一大ジャンルで無視されてきたことに対する疑問を解きたくて色々本や映画に当たりたいと思っていたので、大変嬉しいです。ご紹介いただいたスプリングスティーンの歌詞も物凄く胸に染みます、こちらも聴いてみます!ありがとうございます。

こんばんは。小説ですが、S・J・ローザンの「南の子供たち」に中国系移民について結構詳しく書かれていました。

こんばんは!S.J.ローザン、名前は知っているのですがまだ読んだことがなくて、このシリーズも長く続いて評価が高くて気になっていたのです。こちらも読んでみたいと思います、いつもありがとうございます!

主役二人の恋愛模様が少しずつ変わっていくのがシリーズの流れなので、それを気にしなければ基本的にどの作品から読んでも大丈夫です。
どれも面白いので、機会があればぜひ読んでみてください!

このシリーズ、そういえば母が読んでいた記憶があります。大分昔から続いてますよね、どの作品から読んでも大丈夫なのは心強いです!『南の子どもたち』から読んでみますね!

90年代から刊行されていて、10年ほど書かれない時期があってブランクが空いているので、最近のは少し作風が変わっていますが、面白いのでぜひどうぞ!

ジョン・ウェインの方の『勇気ある追跡(True Grit)』で、ジョン・ウェインが演じてる保安官が中国人のやってる雑貨屋みたいな店に猫といっしょに間借りして住んでるのを思い出しました。
catsonfilm.net/2013/01/15/cat-

おお〜ありがとうございます!調べたらアマプラで見られるんですね、リンク先の猫の可愛さに動揺してしまったのでこれも観ます!実は正統派の西部劇をあんまりちゃんと観ていないので、教えていただいて本当にありがたいです。猫が登場する西部劇すごく良いですね!

最近見たホークス『バーバリーコースト』に姿はほとんど見えないけど、出てきました。ゴールドラッシュのサンフランシスコで様々な人間が集まってきているという感じでしたね。

ありがとうございます!以前感想書かれていた作品ですね。私がアメリカの沢村いき雄だと思っていたウォルター・ブレナンが不気味な役と読んで、これもぜひ見ようと思っていた映画です。早速アマプラのウォッチリストに入れました!


多くの華人労働者が金山と鉄道敷設に携わり、排斥も受けたという点はカナダにも共通するところはあるかと思います。

主にカナダを拠点にして世界各地の華人ディアスポラの歴史を追っている關卓中さんという方の書いたものや、ドキュメンタリー映像は面白いかもしれません。
gendai.media/articles/-/131607

youtu.be/LBCTaM8rfc0

大変興味深い記事とドキュメンタリーのご紹介、ありがとうございます。西部劇に描かれてこなかった労働者の姿を追いたい、というところから始まったのですが、新しい視点を教えていただいてとても嬉しく思います。關卓中氏は著作の翻訳が今年出版されたばかりなんですね、この方もチェックしてみます!

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