新しいものを表示

国立天文台 暦計算室でも令和7年 (2025) の暦要項が発表されています。

春分の日、秋分の日以外の注目点は節分が2月2日になること。立春(太陽黄経315°)が2月3日23時10分と、ぎりぎり2月3日であるためです。
eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/
[参照]

本日発行の官報にて、2025年の春分の日が3月20日(木)に、秋分の日が9月23日(火)に決まりました。
kanpou.npb.go.jp/
リンク先の本紙(第1153号)>下から2番目(公告>特殊法人等>令和七年(二〇二五)暦要項関係、26から27頁)に該当PDFがあります。

両祝日は国立天文台が翌年の春分(太陽 黄経0°)と秋分(太陽黄経180°)を基に春分日と秋分日を決め、2月1日(行政機関が休日の場合は翌日以降)発行の官報に暦要項が掲載されることによって正式決定します。
www8.cao.go.jp/chosei/shukujit
nao.ac.jp/faq/a0301.html

今年2024年の満月は12回あります。月は楕円軌道なので、満月の時に地球に近い場合と遠い場合があります。そこで今年の満月時の視半径を調べました。平均の視半径は932''.28です。

01-26 02:54 904.7''
02-24 21:30 893.5''
03-25 16:00 878.6'' (半影月食)
04-24 08:49 886.0''
05-23 22:53 924.6''
06-22 10:08 928.5''
07-21 19:17 969.0''
08-20 03:26 995.2''
09-18 11:34 987.6'' (部分月食)
10-17 20:26 1015.0''
11-16 06:29 990.2''
12-15 18:02 973.4''

満月時の視半径なので、夜の月の大きさとは違う場合があります。今年の傾向として、冬から春の満月は小さめ、夏から秋の満月は大きめとなります。
eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/

以前の投稿で見た「6時間後以降の予想降雪量は分かるのか」について調べました。かなりの長文になります。ご容赦下さい。分けて投稿します。

気象庁のサイトには降雪短時間予報があり、6時間後までの予想降雪量が分かります。
jma.go.jp/bosai/snow/

先ず、降雪量の予報はかなり難しいです。気象庁のサイトにもありますが、風で飛ばされる、気温が高いと溶けるなどで降雪量は変わってしまうからです。
jma.go.jp/jma/kishou/know/kura

では、今現在の降雪量は計測しているのか?実況といえばアメダス。例として、札幌のアメダスを見ます。ここのポイントは積雪量(積雪深)はあるが降雪量がないこと、そして降水量があることです。
jma.go.jp/bosai/amedas/#amdno=

気温が氷点下なのに降水量?と思うかもしれません。実はアメダスは、雪やあられなどを溶かして水にしてから観測しています。
jma.go.jp/jma/kishou/know/amed

NHKの新型コロナのサイト、進化(?)していて約20種類の感染症情報がまとめられている。感染症毎、都道府県毎のデータも分かる。利用してみるといいかも。
www3.nhk.or.jp/news/special/in

少し専門的ですが、国立感染症研究所の感染症発生動向調査 週報(IDWR)のPDFには感染症の動向が書かれています。
niid.go.jp/niid/ja/idwr.html

他にも、いい情報源があれば教えて下さい。

削除してしまったお詫び…という訳ではないけど、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯、Japan sea Polar air mass Convergence Zone)について。

朝鮮半島の北にチャンパイ(長白)山脈という標高2000m級の山脈があります。冬に北東風が吹くと、この山脈に風がぶつかり二手に分かれ、日本海上の長さ1000kmくらいの帯状の場所でぶつかります。これがJPCZ。

日本海は対馬海流に依って暖かく、空気は湿っているので、ぶつかって上昇すると雲ができます。雲は本州日本海側で局地的な大雪をもたらすことがあります。要注意、JPCZ。

気象庁のサイトにある通り、本来は解説用語(気象庁が発表する報道発表資料、予報解説資料などに用いる用語)ですが、最近はよく聞く言葉になりました。
jma.go.jp/jma/kishou/know/youg
www3.nhk.or.jp/news/special/sa

今日のオーロラについての投稿に誤りがありました。すみませんでした。再投稿します。

昨日北海道ではオーロラが見えたようです。オーロラが発生するしくみは以下の2サイトが分かりやすいです。
tdk.com/ja/tdknext/science/aur
aurora3d.jp/aurora_model/

オーロラを研究している片岡龍峰さんのXには写真の他、オーロラ発生予測も投稿されています。今夜も北海道で見える可能性があるようです。
x.com/ryuhokataoka

投稿のオーロラ発生予測はNOAAのサイトを参照しているようです。
swpc.noaa.gov/products/aurora-

オーロラ発生予測はNICT宇宙天気予報の太陽風や地磁気擾乱なども参考にできそう。活発になるとオーロラが出来やすい、ということなのかな。
swc.nict.go.jp/

日本で最も古い天文記録は日本書紀に出て来る「赤気」、つまりオーロラだそうです。
x.com/ryuhokataoka/status/1730

画像左頁1行目真ん中に「赤氣」と書かれています。

で何故カレンダーは日曜から始まるのか?が話題に挙がっていたので、自分でも調べてみました。

暦といえば、国立天文台の暦計算室。該当項目があり、かなり詳しく書かれています。
eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/

土曜が始まりのカレンダーもあったみたいです。興味深い。

ページ下の関連ページも充実。古代ローマでは週は8日だった、明治の初期は1と6のつく日を休日としていた、半ドンのドンはオランダ語の日曜日Zondagに由来する、など知らなかったことばかりです。

Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。