岡真里『ガザとは何か』読了
これまで恥ずかしくもガザについて何も知らなかった。一部聞き及んだことがあったものはあっても、まったくわかっていなかった、わかろうとしていなかった。そして昨年10月から始まったさらなる虐殺をも、ぼくはただ残虐である、一方的である、という表面的な(もちろん戦争であれ紛争であれどんな名前を掲げていても命を奪う戦いには心から反対するが)情報でもってでしか捉えきれていなかった。無知であった、知らず看過してきたうちに虐殺され続けてきたガザの歴史その時間に痛みを伴いながら学ぶ機会を得た一冊。ぼくが覚えた痛みなどたかが知れているが、視界の端でガザの惨劇を見逃していくことをやめるために必要な痛みで、決して忘れてはならない痛みだとしかと思った。
去年からさ、野球観戦したりレインボープライド行ったり、競馬観戦してニチアサを知って特撮ショーの鑑賞して、本も今までで一番作ったしイベントも一番行った年で、今年は連続テレビ小説に触れ、資格試験も三つめ、ってたくさん「人生初の」っていう新しい体験があって、すごく刺激的で楽しい。そもそも入社が去年で、社会人だって実質的には初めてみたいなもんだし、なんか「人生はじまったな」て感じはある。めちゃくちゃ楽しい。でも、ずっと生活は苦しい。あらゆるぼく個人の経験は楽しさに満ちているけど、社会の中にあるぼくの生活はまったく窮屈なままで、全然満足できない。小さなぼく個人の社会は充実していても、大きな社会から権利を蔑ろにされ、いないものとして尊重されていないと感じる。もっと大きな世界では、同じ人間が人を殺し人を殺している。尊厳を、命を奪い合っている。大なり小なり、ぼくのレベル感で、戦い続けなければならないと思う。
学びの力は確かにこれだと、米津がまたおれの核心を言葉で掬ってくる………
───土砂降りでも構わず飛んでいく その力が欲しかった
https://www.youtube.com/watch?si=6vAcGDB1ES40Ht8t&v=OGpfHEUpv6o&feature=youtu.be
ぼくがDBハマり直して一番思ったのは、悟空とブルマの関係よりもブルマというキャラクターの自立した態度振る舞いと、他の女性キャラクターたちについても「女性」ではあるが一律ではなかった点だった。友達と一番共感したのは、ブルマが「年をとっていく」ことをきちんと描いていることだった。少女から青年へ、そして大人になり老いていくブルマはその社会的な立場できちんと姿が変わっていった。若きは美しく老いは醜くでしか女の経年を描けない漫画家が多いと感じる中で、ブルマと、そしてチチはきちんと年をとっていた。確かにメインキャラクターには男が多いが、女たちの生き方もそれぞれあって、鳥山明のDBのそういうところが好きだ。
毎年4月6日はアセクシュアル(アセクシャル)・スペクトラムのために行われる世界的な協調の日である「国際アセクシュアルの日(International Asexuality Day)」です。マスメディアの皆さんはぜひこの日を機会にアセクシュアルに関する報道を増やし、平等な権利の実現のために貢献してください。
https://acearobu.com/international-asexuality-day/
『虎に翼』第一週を観ました。これは観てよかった、連続テレビ小説?を視聴した経験がなかったのだけどこれまでにない、というのはひしひしと感じられた。ゴリゴリに泣いて今目がぱんぱんに腫れている……
主演の伊藤沙莉の怒りの笑顔も圧倒的で疑問を日常の中押し込めていく表情がよく、そして石田ゆり子がいい 石田ゆり子は確かにそういう「母」の姿もよく映えるがその程度で収まる母か?と思っていたら案の定でとてもよかった…………
https://steranet.jp/articles/-/2986
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