笹久保伸の言動をシンプルに良く無いとか批評家を敵視するのは古い音楽家の考え方だとか少なくともSNS上でやるのはどうなんだとかっていうのにも理はあるとは思うし、自分も感情的にそう思う部分も皆無じゃ無いからこういうエクスキューズ付けてんだけど、
突き詰めたら採点不可能優劣付け不可能って所に辿り着くのはほぼほぼ間違い無い芸術と呼ばれる範疇の作品を作る側と、それをともすれば数値化して採点する事もあるし採点型レビューに参加した事は無くとも現代の商業媒体に書くという優劣付けから完全に離れる事は不可能な事をやってる批評家側との間って、こういう喧嘩めいた齟齬を無くすのって不可能だし無くなったとして良い事かはわからんよな、ってのを思い出せたのなんか少し良かった気がする
あまりに幼稚すぎる喧嘩(ここが見る人によるのかもしれんが)でもなく、差別やハラスメントみたいなそれが本当に存在するなら芸術論もなんもかんも無効で加害者が悪いに決まってるでしょって話でもなく、作る側がこういう奴には褒められるの含めて批評されたくねーよってシンプルな話(まあ北中正和挟んでそうな感じはあるけど)久々に見た気がするし
B-Tの映像と教授の展覧会ハシゴすると、去年の…いや今年のマリーナショウやアストンバレットも間違いなく偉人ではあって、訃報に順序をつけるようなのは良くないのだけど…やはり昨年音楽界が失ったものがどれだけ多かったかと考えざるを得なかったわね
ヤマハが出してる小泉文夫の伝記、あくまで児童・生徒向けの読み物という感じではあるのだが、アクセシブルな小泉文夫の伝記って他にそんなにないと思うから、大人が読んでもいいと思う。まあ直接小泉文夫の書いたもの読んでもぜんぜんいいのだが。むつかしい書きぶりのひとでもないし。
ただ、存命中はある種のメディアスターであり、知識人ポジションだったっていうのがあんまりぴんときていなかったので、これ読んでなるほどな~と腑に落ちるものは多かった。伝記で得られるものってそういうところだな。
ちなみにシリーズの他のラインナップは作曲家~演奏家で、音楽学者は小泉文夫だけ。その是非はあるのかもしれないけれど、攻めてる。
ところで「10歳から読める」って言ってるけど漢字にふりがなふってあるというだけで、内容は実際には小6~中1くらいから向けなんじゃないのかという感じもしたが、でも読む子は読むよな。これくらいは。
オーディブルがあったらめちゃくちゃいいなって本だった。
【ヤマハ】音楽家の伝記 はじめに読む1冊 小泉文夫 - 書籍 読み物 | ヤマハの楽譜出版 https://www.ymm.co.jp/p/detail.php?code=GTB01097729
#自分の能力名にしたい映画タイトル
インランド・エンパイア
シャッター・アイランド
ブレードランナー
ベイビー・オブ・マコン
#このタグをみた人は好きな天ぷらを答える
大葉、えび、レンコン
わかるけど音楽制作にかけた金と時間だけ見ると黒字になるのはなんとか持っていけてもメシを食ったり子供養うのに他で働かなきゃいけないのは改善しないからなあ