#読書
周密『BLと中国 耽美(Dan mei)をめぐる社会情勢と魅力』(ひつじ書房,2024年3月)
近年、日本でも翻訳や紹介が増えてきた中国のBL系コンテンツについて、本国での発展の経緯や社会情勢とのかかわりを分析した研究書。
このジャンルの名称「耽美 dānměi」自体が日本語からの借用であるくらいに、日本のサブカルからの影響が強いはずの分野なのだけれど、必然的に論考は、耽美ジャンルにとって逆風となっている中国政府の方針との兼ね合いが焦点に。良し悪し関係なく、その要素があるからこそコンテンツが独自の進化を遂げている。
個人的にハッとしたのは、当局の観点において、昔から同性愛が受け入れられていたというような内容の歴史ものコンテンツが非推奨なのは、現代中国社会のほうが過去より進歩的だよ、という優越性を強調できなくなるからだという指摘。そっちの発想かー!
あと、明確なレーティング基準を定めずに、手間暇かけて個別に審査する検閲制度を残しているのはなぜか、そういった制度を踏まえ、コンテンツ提供側がどのような方策をとってきたか、という解説もあります。
〔つづく〕
これやりたいんだけどまず秤が必要という……!
ここ最近、悪夢を見て怖いやつや嫌なやつが出てきても後半夢だとわかり、お前のようなやつは私の頭の中に居場所はない!!!など内容を反芻して怒る賢者タイムみたいなパートがあって、我ながら面白い
名前が「おねむさん」かわいい
「睏宝」は「おねむさん」という意味で、園は名前の由来について「仕事中にいつもいびきをかきながら寝ており、寝るのが好きな顔をしているから」と説明している。
映画『システム・クラッシャー』社会のどこにも居場所のない9歳の少女がもがき突き進む物語
https://www.fashion-press.net/news/114126?media=line
#fashionpress #映画 #トピック #洋画 #ベルリン国際映画祭 #シアター_イメージフォーラム #しあたーいめーじふぉーらむ
「きまぐれオレンジ☆ロード」40周年記念展、東京・大阪で開催 まつもと泉さん、高田明美のイラストなど展示
http://eiga.com/news/20240423/19/
本、漫画を読みます。お家が好きなインドア派。趣味散歩。二次創作も嗜みます