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今時分の季語で「花は葉に」というのがある。俳人も好む季語だが、歌人が俳句を作るときに好まれやすい印象。時間の経過が長い季語だからかな……。
「花過ぎ」という季語もある。桜の盛りが終わったことを惜しむような季語で、こちらはどちらかというと俳人好みか……。
花過の海老の素揚にさつとしほ 藤田哲史『楡の茂る頃とその前後 』(左右社、2019)
#fedibird
俳人・岡田一実。俳句とか考えごととか。美味しかった話とか、読んだ本の記録とか、香水(主に量り売り)とか、旅のこととかいろいろ揺らぎつつ。幻聴があり、人生はだいたい徐行。リブ返しはちょっと苦手。体調によっては返せません。
HAIKU,for its own sake. she/they
句集に『境界ーborderー』(2014)、『新装丁版 小鳥』(2015)、『記憶における沼とその他の在処』(2018) 、『光聴』(2021)、『醒睡』(2024)。単著に『篠原梵の百句』(2024)。