迅鯨さん、潮さん、伊47さんにXmas modeが実装されたので撮影会を開始。可愛さを強調した素晴らしい衣装で提督は嬉しい。個人的には迅鯨さんの肉感に煩悩を呼び起こされる。声を大にして「好き」と言わせていただきたく。
第7回日本翻訳大賞の開催決定とのこと。2021年1月15日より読者推薦作品の募集開始。締切は1月31日。
第1回から参加しているので、自分にとってはもう冬の風物詩である。今回はどの本を推薦しようかな。誰でも参加できるから気になった人はどんどん参加しようね。
#日本翻訳大賞
https://besttranslationaward.wordpress.com/2020/12/17/2020start/
そんな『俺』の出逢った『海辺の彼女』は、犬を飼う美しい人妻。彼女と重ねるエロティックな逢瀬、そして食事や小旅行で共有する居心地のいい時間を切り取った短編集。
彼女とあの娘と女友達と俺と: 海辺の彼女編 (インゲン書房) 松代守弘
https://books.rakuten.co.jp/rk/e7e3fe23e11730558cec5bab4e986c60/
C2機関さんのTweetより。運営鎮守府公式カレンダーの7月を飾る長門さん&陸奥さんが美しい。佇まいが明らかにカップルのそれである。
https://twitter.com/C2_STAFF/status/1339403560585293824
読書備忘録『夜のガスパール』
*岩波文庫(1991)
*アロイジウス・ベルトラン(著)
*及川茂(訳)
一九世紀の西洋文学界で流行していたロマン主義と韻文詩に背を向け、散文詩という新たな分野を開拓したアロイジウス・ベルトラン(ルイ・ベルトラン)の散文詩集で、後世に多大な影響を与えたことから知名度は高い。とはいえ時代を先取りする技法の宿命か、三四歳の若さで死去するまで彼の前衛的な試みが評価されることはなかった。構成を見ると、序文、献辞、詩、断章と細かくわかれていて、その出版過程を見るとなかなか複雑。全体的に叙情性より怪奇と幻想を匂わせているところが特徴であり、中でも第三の書「夜とその魅惑」では何度もあやしげな情景が描きだされている。ここには「オンディーヌ」「スカルボ」といった詩も含まれているので、ラヴェルの音楽が好きな人なら反応を示されるのではないか。かくいう私もラヴェルの楽曲で『夜のガスパール』を知った一人なのだ。もっとも「スカルボ」は断章におさめてある方だし、悪夢を見ている心地にさせされる「絞首台」も断章である。もしかすると断章に『夜のガスパール』の真髄を見出す人は多いのかも知れない。
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読書備忘録『吐き気』
*水声社(2020)
*オラシオ・カステジャーノス・モヤ(著)
*浜田和範(訳)
いエルサルバドルに現れた異端児の初期短編小説集。ここでは表題作『吐き気――サンサルバドルのトーマス・ベルンハルト』に絞らせていただきたい。本作品は母親の通夜に出席するためエルサルバドルに帰国したベガという男の独白で、祖国に対する幻滅を罵詈雑言で表現する問題作である。その言葉が凄い。エルサルバドルを憎悪するベガは、同国のすべてを否定する。飛行機で会った夫婦、居酒屋のビール、ププサ、売春宿の娼婦。何よりベガを苛立たせたのは弟の存在だった。価値観がまるで違う弟には反感しか抱かず、弟の家族にも、家族が愛好するものにも、弟の散歩に付き合わされているときに見聞きするあらゆるものに「吐き気」を覚える。バリエーションが豊富すぎる痛罵の数々。しかも改行がない。オーストリアの文豪トーマス・ベルンハルトの技法を模した文体で描きだされた幻滅と罵倒は、エルサルバドル中の読者を動揺させることになり、著者宛てに殺害予告が出るほどの騒動に発展。今は緩和されたようだが、これからも賛否両論の問題作であり続けるだろう。
そんな『俺』の出逢った『海辺の彼女』は、犬を飼う美しい人妻。彼女と重ねるエロティックな逢瀬、そして食事や小旅行で共有する居心地のいい時間を切り取った短編集。
彼女とあの娘と女友達と俺と: 海辺の彼女編 (インゲン書房) 松代守弘 https://www.amazon.co.jp/dp/B08PQ9GLDQ
そんな『俺』の出逢った『海辺の彼女』は、犬を飼う美しい人妻。彼女と重ねるエロティックな逢瀬、そして食事や小旅行で共有する居心地のいい時間を切り取った短編集。
彼女とあの娘と女友達と俺と: 海辺の彼女編 (インゲン書房) 松代守弘 https://www.amazon.co.jp/dp/B08PQ9GLDQ
そんな『俺』の出逢った『海辺の彼女』は、犬を飼う美しい人妻。彼女と重ねるエロティックな逢瀬、そして食事や小旅行で共有する居心地のいい時間を切り取った短編集。
彼女とあの娘と女友達と俺と: 海辺の彼女編 (インゲン書房) 松代守弘
https://books.rakuten.co.jp/rk/e7e3fe23e11730558cec5bab4e986c60/
関西テレビ公式チャンネルより、阪神ジュベナイルフィリーズ。史上初となる白毛馬の勝利。競馬歴25年になるけれど、こんな光景を観る日がくるとは。
https://www.youtube.com/watch?v=sTpkBeZfZPA
読書備忘録『グアバの香り』
*岩波書店(2013)
*ガブリエル・ガルシア=マルケス(著)
プリニオ・アプレーヨ・メンドーサ(著)
*木村榮一(訳)
マジックリアリズム(魔術的リアリズム)とは超現実的現象を通して現実を表現する技法で、生来の語り部であるガブリエル・ガルシア=マルケスを象徴するものの一つにあげられる。その意味はラテンアメリカ文学とマジックリアリズムをイコールで結び付けるような大雑把な区別ではなく、想像力は現実的な世界を作るための道具であり、創造の源泉はあくまで現実にあるというガルシア=マルケス自身の言葉に立脚する。それではガルシア=マルケスの世界観は如何なるものなのか。回答は『グアバの香り』の中で語られている。小説に対する彼の認識は実生活で育まれていた。よく物語を聞かせてくれた祖母の語り口を再現することで世界的大作『百年の孤独』の文体は完成し、両親の逸話を素材にすることで『コレラの時代の愛』は誕生した。また、彼自身驚異的なエピソードを豊富に持っている点にも注目したい。親友メンドーサとの対談はガルシア=マルケスの起源を知ることのできる貴重な機会を与えてくれる本である。
昭和生まれの文章書き(小説・書評)。筆名はホクトと読みます。掌編の共著数冊。怪奇幻想小説をよく書きます。その実体は重度の二次元オタクなのでご注意を。noteでは掌編小説・短編小説・読書備忘録・雑記等を公開。競馬と野球とVtuberと『艦隊これくしょん』と『マリオカート 8 DX』が好き。
*BTは宣伝に限定(R18の場合NSFW済みのもの)。
*エアリプライ非対応。
*SNSでは議論をしない方針。
*変態的発言あります。