映画『ヒットマン』の内容に触れます
『ヒットマン』映画館で観てきた。大学の先生がニューオリンズ警察で盗聴機器に関するサポートをしていたら、不祥事を起こして休職処分になったおとり捜査官の代役をすることになって意外な才能が開花していくという話。
タイトル通り、殺し屋(ヒットマン)を演じて殺し屋に依頼してきた依頼人を逮捕するわけだが、劇中の裁判シーンで弁護士に指摘されるように、依頼人から「◯◯を殺してくれ」という決定的な一言を引き出すために誘導しているのは明らか。
オタク気質の気弱な教師だった主人公がセクシーで自信に満ちた殺し屋「ロン」の人格に少しずつ影響されていくところはサスペンスやサイコホラーにもできたと思うけど、本作はあくまでコメディ。
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あと、予告編の破墓、怖いものはとくにうつってないのに迫力がすごかった。チェミンシクとユヘジンさんの顔面力と演技力によるものかな…。そうそう、殺し屋のコメディならユヘジンさんの『ラッキー』が自分の中で暫定的ナンバーワンかもしれん。
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組織を壊滅させることを目指すような大掛かりな潜入捜査ものの方が心を痛めずにコメディとして楽しめるような気がする。ヒットマンではヒロイン以外はみんなそこそこ憎らしい依頼人に見えるようにはしてるけど、殺し屋に依頼するほど心の均衡を失った不憫な人が逮捕されてる感がある。