映画『ヒットマン』の内容に触れます
結局主人公は実際に人を殺すことになるのだが「世の中には殺されて当然の人間もいる」というような扱いで爽やかなハッピーエンドとして処理されるのが気持ち悪い。
そもそもおとり捜査ってどうしてもゲイバーにおけるおとり捜査を思い出す(捜査官のセクシーコスプレがまたそこを連想させるのだ)。ゲイであることは本来悪いことでもなんでもないのに対して誰かに殺人を依頼するのはたしかに悪いことではある、だけど、本来なら危険でもなんでもない人まで誘導によって取り締まることになってたんじゃないのかな。
役者の変身ぶりをダイジェスト版のようにあれこれ楽しむことができる点は大好きなんですが、コメディとして笑えない要素がわりと多め。あと、濡れ場は半分でいいと思う。
余談だけど「ロン」はめちゃくちゃブラピに似ている。若い頃のブラッド・ピット。いまのブラピよりかなりブラピ。エラの控えめなブラピ。
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あと、予告編の破墓、怖いものはとくにうつってないのに迫力がすごかった。チェミンシクとユヘジンさんの顔面力と演技力によるものかな…。そうそう、殺し屋のコメディならユヘジンさんの『ラッキー』が自分の中で暫定的ナンバーワンかもしれん。