例えば台湾の日帝植民地時代にあった霧社事件を描いた映画セデック・バレを、ライムスター宇多丸さんですら娯楽大作とか抜かしてて腰が抜けた記憶があります。

加害者としての当事者意識が皆無なんだよなー、と。

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「セデック・パレ」について

  以下の文章2018年にとあるところに書いた。

  「台湾の先住民の人々が「帝国日本」に対して蜂起した所謂「霧社事件」を題材にした映画です。
  台湾上映時にはメガヒットしたと仄聞しています。
 しばしば、「韓国と違って、台湾はインフラ整備などの点で日本植民地支配のプラスの面も評価してくれる親日国家」などという議論がありますが、植民地支配された側の感情がそのような生易しいものではない、ことを想起させてくれます。
 あえて言えば、ホオ・シャオシェンが「非情城市」で描いたように、国民党軍の白色テロルが凄まじかったために、支配の「記憶」がより複雑なものとなっている、ということは言えるかもしれません。
 が、日本の植民地支配を(本心で)肯定してくれる国・地域などある筈がないことはやはり日本人としては、忘れるべきではない、と思います。」

すると、ラカン派精神分析を名乗る人から、おおよそ次の反応。

「先住民は親中だったわけでもない。セデックバレが反日プロパガンダとして語られることからの解放を描いている」

「日本人も彼らの戦いをあっぱれという文脈もある。玉砕に近い、戦いだったから。」

 これには倒れた。ま、日本のラカン=アルチュセール派はこの程度の歴史認識なのです。
QT: fedibird.com/@upasampada/10979
[参照]

衆善奉行  
例えば台湾の日帝植民地時代にあった霧社事件を描いた映画セデック・バレを、ライムスター宇多丸さんですら娯楽大作とか抜かしてて腰が抜けた記憶があります。 加害者としての当事者意識が皆無なんだよなー、と。

「セデック・パレ」(誤)
「セデック・バレ」(正)

「悲情城市」(正)
「非情城市」(誤)

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