再編集の上で創刊号復刊…!
まず
必要な物:粘土、へら(割り箸を平たく削ったものとか、爪楊枝とかでも十分です)、爪楊枝、狂気
有った方が良いもの:構想図(最低限、大きさと頭身のバランスが分かればOK)、狂気

粘土はざいろさんは石粉粘土派ですが、紙粘土でもOK
ただし、「乾いたら固まる(焼いたら固まる)」「乾燥後に削ったり盛ったりできる」が必須条件です
油粘土系は固まらないのでNG
樹脂粘土なんかは固まった後に削ったり盛ったり出来ないのでやめておきましょう(追加工が必要ない小物とかワンポイント用にはOK)
一般的には、石粉粘土、紙粘土、オーブン粘土、ポリパテ(モリモリ、スベスベ)あたりがよく使われます
いや本当にモリモリとスベスベっていう商品があるんです嘘じゃないもん!
エポパテ、木工用パテなんかは硬くて取り回しにくいですが小さなパーツや薄くて粘土だとすぐ割れてしまうようなパーツに使って使い分けが出来ると良いですね
しかし塗装しにくくなるので面倒であれば全部粘土で行きましょう
全部粘土で十分やれます

粘土もブランドやメーカーによってかなり作業性や質感に違いがあるので、好みの粘土を見つけるつもりで色々使ってみるのも楽しいです
ざいろさんはファンドが好きです
ファンドソフトは作業性が良いですが売ってるところが案外少ないような?ニューファンドは乾燥したときの質感が最高に好きですが、乾燥後に粘土を盛るときの馴染みが少しだけ悪くて作業性があまり良くないと感じたので今の所ファンドに落ち着いてます
ラドールのプルミエも使っていましたが、出来上がりが軽くてフワッとするので重い粘土が好みのざいろさん的にはしっくりこなかった
作業性はとても良いです

(焼くタイプの粘土はスカルピーが有名ですが、焼く設備が必要になるので手を出したことがないです)

作業するとき、粘土はジップロックなどに詰め替えて水を少し加えて保管しておきましょう
タッパーでも良いですけど、ジップロックは惜しみなく捨てられるので
湿度さえ保てばかなり長持ちします

まずは頭部から
頭の「芯」になる粘土を丸めて爪楊枝をぶっさします
爪楊枝は角タイプが抜けにくくて回りにくいのでオススメ(先端の尖った部分はすぐ抜けるし刺さると危ないので切っておきましょう)
ここで作るのはあくまで「芯」です。ここから盛っていきます
出来上がりの想定より1,2mm小さめで作って下さい
そして爪楊枝を刺した粘土の球が乾燥するまで待ちましょう
粘土は乾燥大事です
思ってたより縮みますし、乾燥前に作業してると折角整えた場所を自分の指で潰してしまったりします
慌てずにゆっくりやりましょう

乾燥したら、鼻、頬、顎、おでこをざっくり盛っていきます
デフォルメの場合ネコチャンを作るつもりで盛ると良い感じになります
人間の骨格を意識するとリアルとデフォルメの真ん中によって不気味の谷に落ちるので「俺はいまネコチャンを作っている」位のつもりでいきましょう
ガチでネコチャンをつくってしまったらそれはただのネコチャンですが(哲学)
慣れない内は粘土球に鉛筆でガイドを引くと良いです
正中線を引くだけでもバランスがかなり取りやすくなります

普段なら簡単な顔くらいは入れてから胴体を作るんですが、生首晒すのもはばかられるので先にボディをある程度作っておきます
ここで作っているのも「芯」であってここからドンドコ盛っていくので、骨格を作るくらいのつもりで手足は細めに、あと胴体と四肢の間は空間に余裕を持たせておいて下さい(後で切り離して調整してまた付け直すことも出来ますが)
素体の状態で作り込むと絵面がアレになるとかどうせ服着せたときに見えなくなるのにとか色々障りがでてくるので、この段階は本当にザックリで済ませることをオススメします
微調整がすぐ入るので

フォロー

この時点で自立するように調整しとくと後で楽です
デフォルメは頭が重いので棒立ちでもすぐ転けます
台座にくっつけちゃうか支柱を前提とするなら気にしなくても良いですが、ざいろさんはなるべくサポート無しで自立するふぃぎゃーを作りたい派…(そしてよくこかして破損させる)

耳を付けて頭部分割線を引いておく
頭頂部から前頭葉にかけての部分は前髪パーツに、後頭部は後ろ髪パーツになります
分割は作業をしやすくするためなので、ご家庭にクラフト用のこぎりが無ければ無理に分割しなくて大丈夫です
少し削って、上に髪の毛パーツを被せる形(ヅラ方式〉でいきましょう
カッターで乾燥した粘土を割るのは難しいし危険です
安全第一!

とはいえまだ髪の毛パーツには入らないんですけどねー

そういえば、Mastodon上では写真編集とかフィルターとかは出来ないんですね(公式アプリだから?)

少し整えたところ
お腹の所は分割を考えて予め開けてあります
ここから帯や蔽膝とか皮甲パーツ挟む予定

そうそう、乾燥した粘土に少し固めの粘土を盛ると、馴染まずに少し力を入れるだけで綺麗にぱきって外れます
これをコールドジョイントといいます
トンネル工事業者の人の胃が冷たくなる言葉ですね
でも粘土的にはめっちゃ便利な概念なので覚えておいて下さい
便利すぎてざいろさんはくっついて欲しくない場所にマスキングテープで保護するとかの面倒くさい作業を一切しなくなりました(※した方が良いです)

お弁当作らないとなので、本日はここまで
おつきあいいただきありがとうございます
次も(あれば)よろしくお願いいたしますm(_ _)m

おまけ
おてて(※先に掌作って親指は後から付けるのでこの時点では指が四本です)

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