これを聞きながら作業や読書をしてた。

twitter.com/yishioka/status/16

一昨年深夜に石岡さんがスペースで、スターシステム的な(文芸)批評界隈や、共感性ベースのファンダム語り(アイドル・プロレス・オタクのそれらが念頭)への批判をしながら、自分がどういうスタイル、スタンスでやっていくかの話。

1時間を過ぎたあたりで出てくる10+1やAny等でのテープ起こしバイトの話、アートワーカー問題にも似ているんだろうな。この問いは、作家の労働性と、非作家の美術労働(警備や展示スタッフ含む)の格差も含むので。

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1:55:00ごろの話題で、ヴォリンガー→ブロッホの話をしてるな。『ユートピアの精神』におけるヴォリンガー要素か。
確かにゴシック論がこのへんなのかな。

ヴォリンガー×ブロッホの本ってあったかなーとあれこれぐぐっているうちにこんな本があった。
chisen.co.jp/smp/book/b211745.

この論集に、クライストの「話をしながらだんだんと考えを仕上げていく」エッセイの議論あるのかなーと繙いたら、ゲルハルト・ノイマンのがそうだった。

『ハインリッヒ・フォン・クライスト─「政治的なるもの」をめぐる文学』
inscript.co.jp/b2/978-4-900997

ブロッホがかつて関与した「表現主義論争」の件で、表現主義とロマン主義はかつてルカーチなど公式派左翼が敵視した説、これがファンタジーやそれに類するジャンル(ゴシックも?)に右派が集結したことの記述かつ終結の原因にもなってるんだろうな。

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