ボーはおそれている感想 ネタバレ
今作で悲惨…と思ったの、脇役の人々のほうだったかも
ボーを殺す…というよりは脅して動かすためだけに捨て駒にされる、戦争のトラウマを負ったジーヴスと ボーの母親→両親からの圧により協力させられて(想像)命を絶ってしまう?トニ、自分から望んだという乳母と、何もかも闇の中の入れ墨のある人
映画の中の描写に信頼できない部分があるので、本当のところはわからないけど
医師も母のポスターに写真が載ってたからいろんな活用のされ方があるんだろうな
目的が混濁する企業 的な
家族という枠組みが一番目立って見えて、家族内の第三者では踏み込み難い、互いに不可分になってしまっているような混沌とした関係から生まれるどうにもならなさ がベースにある気はしつつ(宗教もあるのだろうけど、私は知識が足りなくて全然拾えなかった)
家族の外の社会に繋がっている部分での絶望的などうにもならなさ(著名実業家の権力と、従業員の命の軽そうな感じと、御社の製品はどういう薬だったんですか…?みたいなとことか)に視界が広がっていく感じがあって、そういう広がりはミッドサマーとかヘレディタリーではあまり感じられなかったものなのでよかった
それぞれの地獄があるしそれぞれのあがきがある
ボーはおそれている感想 でかいちんこの雑感想
(ゼノモーフのことを思い出しながら)
ちんこはクリーチャー化するとかわいいんだなぁ… と思って あの瞬間 映画の筋を忘れてしまった