これについて理解するとき、男性と女性とでは異性と過ごす好意の感覚がまるきり違うことを認識する必要がある。
噴き上がってる男性側はミソジニー・反フェミ・インセルを拗らせた人も多いだろうから、反射的に男性が攻撃された→自分が攻撃されたと思ったのだろう。毎回、短絡的で文脈を理解できない人らだと呆れるのだが、今回はそれは主題ではないので省く。
男性は女性と食事や遊んだりするとき、常に性的な欲求、つまり下心を抱えているのに対し、女性は本当に「男性の友人」のつもりで接している。この感覚の差は大きい。
女性は男性と遊びに行ったり飲みに行くのに、別に性的な欲求はない。当然相手に好意がなければそういうことはしないが、趣味などが合う対等の友人のつもりであったりする(例外もあるだろう)。
だから、単純に付き合うのが楽で心地いい友人と遊んでるつもりのところへ、突然、性的な好意を寄せられて気持ち悪いと感じ、急に冷めてしまう、2度と会いたくなくなるといったことが起きてしまう。
このときの女性の心理状態が、「かわいがってたぬいぐるみに突然ペニスが生えてきて自分に向けられる」と感じるところだ
なぜペニスが生えてきて向かってくるのを女性が恐怖と感じるかを、男性が理解できてないことも大きいと思う。
ペニスは当然、男性そのものなんだよね。長く先の尖ったものというのは男性器の象徴で、暴力の象徴でもある。女性は男性器に刺されるわけだからね。
自然界ではメスがオスを選ぶのに、人間は男性が女性を性的に屈服させることができるから、というのがあって、たぶん女性は本能的に男性器を恐ろしいものと認識してると思う。
余談だが近年、シャチだかイルカだかも数頭のオスがメスを囲んでレイプすることが分かってきたとなにかの記事で読んだ。レイプは知能の高い動物ならではの行為なのだろう。
閑話休題。
だからぬいぐるみにペニスが生えてくるのはとても怖くて気持ち悪い現象である、というのは女性には本能的なものである、というのを踏まえて見てほしい。
恋愛対象として見ていなかった男性に恋愛色が見えると、それは女性にとっては自分が犯される恐怖につながる、というわけですね。
これは「ただしイケメンに限る」ではなく、女性はほとんどの男性に対して恐怖を抱いていると認識してもらってよいと思う