この人たちが多様なニュースソースを当たってるわけはなく、要するに情報リテラシーがあるはずないじゃないですか。
情報リテラシーがあればN党立花の言うことを鵜呑みにしないし、そもそも立花の話を聞くに至らないわけです。立花という人間がどういう人間か、ふつうに報道されてるし調べれば分かるでしょうに。
そもそも、ネットに落ちてる話が真実ばかりではないことなんて、本当なら当然と理解していなければならないことです。
情報リテラシーがないから、みんな判で押したように「マスゴミ」とか「オールドメディア」とか「ネットで真実を知った」としか言わないし、反論されてもそれをオウムのように繰り返すだけで、反論された内容を咀嚼して自分で考えないんですよね。
ま、正直、そういう無知な大衆をSNSや切り抜き動画で扇動できることは以前から世界的にもあったわけで、その恐ろしさと愚かさに脱力せざるを得ないなと思ったのでした
そんなわけで、急に「マスゴミ」とか「オールドメディア」とか言い出す人が身近に出てきたら要注意である。
とくに「オールドメディア」は以前から言われはしていたが、今回の兵庫県知事選で斎藤元彦知事を応援する人たちがこぞって口にしていた言葉であり、N党立花周囲でこの呼び方が黄金パターンとして広められたからだろう。
ニュースソースにひとりの人間があたれる数は限られてるわけであって、関連する話題ばかりを集めるネットコミュニティの仕組みばかりを見てるのなら、偏向したエコーチェインバーに捕らわれてるのは自分なんだよね。
だって、ネットde真実の人たちはネットしか見てないんですよ。
それもX、TikTok、YouTubeのフォントサイズの大きな字幕がついた切り抜き動画しか見てないわけで
ニュースについてはものの本や辞書で調べれば明らかであるが、世の中に知られていない新しい出来事や情報を伝えるものと定義されている。
新しいものは特に優先され、社会的な重要性を持つ内容であることがニュースたりえるものと言える。
また、政治などの物事や社会の透明性や民主主義を維持するために、客観性な視点で、幅広いジャンルを網羅する多様性を持って行われるものであり、それは私たちの社会に対する理解を深めるのに役に立つべきものである、とされる。
つまりはここに挙げられた条件以外はニュースとしては扱われないし、当然ニュースになるのには情報の裏取りや調査が必要で、事実であるという裏付けがないものは報道できない、となる。
新聞や雑誌、ネットニュースなどではできても、テレビは放送時間が限られているため、その時間内に報道すべき内容は限られてくる問題もある。
ネットde真実の黄金パターンは、マスコミが偏向報道をしているといったもの。
偏向報道はある真実を隠すためであり、マスコミ自身が何らかの意思を持って都合の悪い事実を隠したり、都合の悪い人物や物事を貶める報道をしている。
そしてその都合の悪い真実というのは、報道によって貶められた人物がネットで言っていることであり、だからこそその人物の言うことは真実であるという流れとなる。
マスコミの偏向報道うんぬんというのはいまに始まったことではなく、何かしら報道者の思惑や思想が入ることは当たり前にある。当然、真実が歪められて報道されたものもたくさんあり、マスメディアに携わる人間の傲慢さ、驕り昂りがあるのは事実だ。
一方で報道されないことには理由があり、単純にニュースになり得ないこと、そして事実でないことにほぼ分類されるのではなかろうか
長文を書くのが億劫なのと、SNSに入り浸ってる時間もないのでmastodonの存在も忘れてたが、思い出した時に書くくらいがちょうどよさそうだ。
さて。都知事選は東京住みの私には直接影響のある選挙であったが、兵庫県知事選はまったく関係ないのに、いろいろきな臭いのがさらに凝縮されていたので、当然ネットウォッチャーとしては見過ごすことはできなかった。
あのSNS担当会社(あえて言うがPR会社ほどではない)の社長が承認欲求ムクムクしてNoteに書いた記事が、ネットウォッチャーや5chの嫌儲で話題騒然となった時の興奮は忘れない。久々の祭りの予感であった。
加えてその前からの斎藤推し斎藤上げは、これは間違いなく工作が入ってると思ったが、案の定ネットde真実に目覚めたと自ら公言する人たちが斎藤元彦知事を絶賛し、心酔してるわけで、たいへん生温かい気持ちになったものだ。
ネットde真実なんて何周遅れだよ、20年おせーよ!
と思ったが、ネット工作は大衆を都合よく扱える容易な手段として定着したなというのが今回の趣旨
先週、選挙直前にこの記事がホッテントリ入りしていたので、興味深く読んだ。
選挙に出ることは、供託金を払って言論の自由を得ること。
なるほど、確かにそのとおりで、いわゆる泡沫候補と呼ばれている多くの都知事立候補者たちは、その自由を得たのだとおもうし、私はこれだけの人が立候補してパフォーマンスすることについては面白いことだと思っている。
一方で、かねてから高額な供託金を準備できなければ立候補すらできないことに対して、私は強い憤りをおぼえていた。
その供託金もあるラインで没収されるとなれば、もはや能力のある貧困者には政治への参加が許されないのと同じことだと思っていた。
外山氏が民主主義を憎む笑アナーキストであることを知っていれば、とても納得のいく記事であった
しかし今回の都知事選は苦渋の選択だったと思う。小池氏再選は阻止したい人間にとって選択肢がなさすぎた。
安野氏は都知事選ではなくデジタル庁あたりで活躍してほしいので、悩んだが結局投票はしなかった。
ご本人は本当に人柄もよい方なので、政界ではなく、もっとそのスキルが輝く場所にいていただきたいと切に思う。
そうなると反小池層には常識的に考えていくと知名度という点で蓮舫氏しかなくなるのだけれども、とにかく選対が最悪で「こりゃダメかもな」というのが分かっている選挙ほどテンションが下がるものはない。
また知名度が近年の選挙で重視される風潮や、供託金が諸外国に比べて高いことなどから見ても、日本の選挙制度は本当によろしくない。
金さえあれば自由に発言できるのはよいことでもあるといえばそれまでか
暇空の得票数も見誤ったなあ。まさか10万8000票も獲得できるとは思わなかった。数千がいいとこ、いっても3万くらいと思ってた。
あんなデマと誹謗中傷、罵詈雑言を繰り返し、自分が言ったことにも責任持てない(というか忘れてるんだと思うが)、おまけに最近は妄想もひどくなってる世間知らずの、いったいどこがいいのか。
と思うけど、ある種の人間にはああいう物言いをする人間が素敵に見えるのかもしれない。
暇空は、かつての桜井、田母神あたりに入れてた人間が流れた印象。いわゆるネトウヨ層。
暇空が石丸をコケにしてたため、似たような人間の票が割れ、暇空を見限って石丸に入れたのも多そう。
まあ、選挙後の暇空については今後もウォッチをしていく。
ただ、都内に11万人も暇アノンや暇アノン予備軍がいるの、かなり恐怖ではある
若い世代が熱烈に石丸推しなのはさもありなんという感じ。
分かってたらひろゆき、ホリエモンが応援してるってだけで「あっ(察し)」となるんだけどね。
ひろゆきとか好きそうな軽薄な人たちが支持してるんだろうなあって思った。
ふつうにニュースなど見聞きしてたらその選択肢はありえないだろうと思うけど、切り抜き動画で論破()してそうに見えるから、世間知らずな(言葉を選んでいる)若者は騙されるんだろうね。
とはいえ、こういうのがこれからの選挙戦になるのかもなと、今回は面白い事例ができたんじゃなかろうか。
にしても、石丸構文とかバズってるの、メッキが剥がれるの早かったな。いやむしろ遅いくらいか。
「サブウェイで注文できなそう」って汎用的な煽りに使えそう
都知事選は波乱に満ちてたけれども、これまでの都知事選で現役知事は負けてないことからも、小池百合子氏なのは鉄板だったんですよね。
そもそもアンケートによれば7割が、小池を積極的に評価しているわけではないものの、そこそこ評価はしているとなっていたわけですし。
そこで蓮舫氏の敗因なんだけど、結局選対がダメダメだったということに尽きるんですよね。
本人に人気がないのは当然として、変な替え歌とか踊りとか、おじいちゃんおばあちゃんの謎のセンスが光るハッシュタグ、おまけに公選法違反の変なステッカー。
また、都民が別に興味のない内容を争点に持ち出したこと。そこじゃない。
そりゃ電通も伊藤忠も小池に投票しますわと。
本人は大真面目なんだろうけど、全部がずれまくってて反小池の浮動票をまったく引き寄せることができなかった。
単純に選挙対策がド下手。
立憲も共産も本当に猛省し、ちゃんとしたコンサルタントをつけるべきと思う
タレントのスマイリーキクチ氏が、先日こんなことを語ってました。
スマイリーキクチ、誹謗中傷する人との対話で感じたこと「まともな会話ができない…もちろん反省もしない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d22baa7d4dec91d8fe2a4e086866e46befb5714
氏はかつて女子高生コンクリ殺人の犯人のひとりだと誤解したネットユーザーから長いこと誹謗中傷や脅迫、殺害予告をネットで受け続けていましたし、実は今でもまだあるそう。
この投稿にもあるように、「話が通じない人」ってのがXに入り浸って暴れてるわけですね。
芋アノン(暇アノン)、そのご本尊である暇空、それに感化された暇アノン悪魔合体型ジャニヲタ、Jアノン、ネトウヨ、逆にその対岸にいるパヨク、パヨクにオルグ()された人、反ワク、エセ医学界隈などなど。
なぜか攻撃的なアカウントはネットウォッチでもイヤというほど見てきましたし、ここらへんのヤバさには底がない。
これらネットで話が通じない層に対するコミュニケーションが難しいことを、私たちはよく知っています。
彼らの私たちと「ズレてる」箇所が、彼らの日常生活で致命的な何かを生んでいるんじゃないでしょうかね
「Twitter では自分が好きなだけ何分間でも憎悪を続けられるってところだ.」。
うん、これも知ってる。
堀口さんになんで暇空が粘着してるのかわからないうえ、暇空に同調して堀口さんにいやがらせしてる暇アノンはもっと分からない。
いつまで憤ってるんだこちつら?って思うし、その原動力はどこからくるんだ? そもそもそんなに粘着することか? そんなに長続きするのか?って不思議に思うけど、Xに入り浸ってることしかしないからってのがすべての理由ですね。
人間関係が良好で社会的立ち位置に満足感があれば、Xに入り浸ることはないんですよ。リアルで友人知人と会ったり、趣味や興味のあるアクティビティに時間を使うだろうし。
お金もないだろうから無料(厳密には通信費があるが)で利用できて社会とつながっているように見えるだけのSNSで、会ったこともない人間の与太話を全面的に信頼するわけですね。
総じて、Xで暴れてる人は不幸だってことじゃないでしょうかね(丸めすぎ
先日こんな記事がホッテントリ入りした。
ノア・スミス「Twitter 入り浸りは精神衛生に有害」(2024年3月9日)
https://econ101.jp/at-least-five-things-for-your-weekendv02/
我々は肌感覚でX入り浸りのヤバい人を見ているから「そんなの知ってるよ!」って思うけど、明文化され広く認知されるべきと思う。
曰く「調査結果から,Twitter 利用が幸福度の悪化および政治的二極化・怒り・帰属感覚の増加に関連していることが明らかになった.」。
うん、知ってた。
「受動的な利用法はより低い幸福度と関連し,社交的な利用法はより高い帰属感覚と関連し,情報探索のための利用は怒りと関連していた.」。
うん、これも知ってた。
他人の投稿をリポストばっかりする人、とくにイデオロギー的なものや政治的な党派性を含むものなんかを、それこそのべつまくなしにリポストしてる人、マジヤバい。
本人の知的レベルにも関わることだようけど、理解せず反射的にリポストしてるだけで、何か使命感のようなものを達成している気になってるんだと思う。
なんかへの帰属意識と怒りの増幅、つまりアノンですね
暇空が堀口氏との裁判で完敗して、それ以前には書類送検されているのに、懲りずに堀口堀口やってるのですが、これ正直、暇空氏壊れちゃってるんじゃないでしょうかね。
芋アノンに続いてわりと核弾頭級にヤバい、Uber eatsの個人情報漏洩問題まで出てきたんですが、やっぱりこの人、自分で思ってるほど賢くないんですよね。
さまざまな事柄を理解、把握する能力が著しく欠けているし、発達障害によくあるんですけど思ったことがすぐ口に出る=すぐツイートするってやつ。
本当に一日中Xに張り付いて何やってるんだろうって思うけど、無職だし就職活動するでもなし、映画館や美術館に行ったりジムに行ったりするでもないわけで、Xしかやることがなく、そこで承認欲求を満たせるならやめられるわけない。麻薬中毒みたいなものだろう
そういう意味で今後はネットでの誹謗中傷は厳罰化、刑事罰化してほしいし、たぬかなみたいにエコチェンで暴走してる人たちへの抑止力になってほしいんですけどね。
まあ、人間って小さなコミュニティで賞賛されればすぐいい気になる動物だし、周りにいるのがすべて自分への賛同者だと思いたがるわけで。
ネットウォッチしてると、そうじゃない例をいくらでも見たんですよね。
タチが悪いのは興味本位でラジコンにして遊ぶ人間ですね。
なんだっけ、「ん拒否するぅ〜!」で道踏み外した子とか。マスクつけて凸る動画の子ですね。
あれ金持ってる囲いに高いPC買ってもらったり、どこに凸ったら?とか適当にラジコンにされたりして、完全におもちゃにされてたでしょ
ハイラルの全裸勇者になったり泥酔したり歌って踊るIT系裸族。元Web小説書き。
ネットウォッチングや社会情勢、ジェンダー、趣味、映画など幅広く無節操に書き散らします。