映画「下妻物語」の特攻服の意匠における旭日旗について、70年代80年代の非行少年・ストリートギャングカルチャーとしての暴走族を2000年代の少女がフィーチャーする、もはやその精神性が形骸化しているにもかかわらず変化に抗うように誇り高い「特攻服」というガワを纏おうとする姿を描くにあたり、作中並び立つ重要なモチーフであるロリータファッションと同様にその服飾文化を可能な限り忠実に描写することが作品としてのひとつの命題でもあったことを考えると、じっさい旭日旗や日章旗は外すべからざる意匠であろうな、と個人的には思う
@gaogao3958V ヤンキーとオタクは小さいシマで統一闘争をやりたがるんだろうなというイメージがある
@mstdnjp オタクも!?いやオタクも排他的なとこおおいにあるもんなあ…
@gaogao3958V なるべく縄張り作って縄張りの中だけで王になりたいタイプは多いかな
ヤンキーはヤンキーの中で、オタクはオタクの中でしか王が出来ない
管理教育を代表する権力への反発が大きな動機である暴走族カルチャーに右翼思想や国粋主義的な意匠が憧れを持って使用される不思議は、それらのモチーフが暴走族グループの成り立ちの地域性や暴走行為で殿をつとめる自己犠牲的ポジションが花形とされることの美学(そもそも「特攻服」のネーミングからしても)と響き合うことを知ると納得できる 日本の不良カルチャーとしてのヒップホップにおいても何年かごとに右翼思想に傾倒するラッパー、DJが出てくるので…ヒップホップと地域性の結びつきの強さはご承知の通り