「アイヌ語でヒラはピラ(pira)で崖の意であるから、ヒラの語源はアイヌ語とする見解もあるが…むしろ日本語がアイヌ語に移入されたとみる方が自然である」とあるので、知里真志保『地名アイヌ語小辞典』(北海道出版企画センター)を引いてみたら、「朝鮮語のピラ(崖)と関係があるかも」とあるな。
それで記憶が甦って(黄泉帰って)きたのだが、数年前今は亡きワンコの金之助を連れて沖縄旅行に行き、首里城近くの"首里金城の大アカギ"を見にいった時に通ったあの急坂ももしや「ヒラ」なのではと思ったら、まさに「金城坂 (かなぐしくびら)」という名だった! http://www.sakagakkai.org/profile/Okinawa/kanasiro.html
角川大字源で「崖」の古訓を引いたが、「ヒラ」の訓みは載ってなかった。