@biotit 2016年の『君の名は。』の大ヒットと、2016年のinstagram、2017年のtiktokが大きかったと思います。
文章表現としての「エモ」と、画像・映像表現としての「エモ」を分けて考えるとスッキリするんですが、(出自は音楽用語とはいえ現在では)前者が「言葉にできない気持ち」を表す言葉という曖昧なものであるのに対し、後者はデータベース消費で結構わかりやすいと思うんです。
「青空」「ひまわり畑」「学校の教室」「純喫茶」等々、ノスタルジーの対象になりそうな要素を組み合わせて画像や映像を投稿するとエモくなる。「パターン化されたエモ」という表現が少し前にありましたが、これは画像・映像表現の文脈だと分かりやすいんですよね。「言葉にできない気持ち」だと、パターン化されませんから。
@wak 私もちょうど中韓のレトロブームとも繋がりそうと考えていました。ベトナムで人気の共産主義風カフェチェーン(2023.1)も似た流れかもしれません。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/cor/2023/01/16/28582.html
エモが便利すぎるせいで、包括する範囲も広すぎる印象です。
@biotit ベトナムの共産主義風カフェチェーンは知りませんでした…こういうお店があるんですね。
最近は大久保駅周辺にベトナム料理屋が増えているから、いずれはこういうカフェもオープンするのかも?ですね。
@biotit 『よふかしのうた』などは退廃的なエモですよね。確かに最近になって、またエモに退廃的な要素が混じってきたのは面白いです。
あと、東急歌舞伎町タワーのようなド派手なネオンサインの風景もエモの文脈と捉えると、中国の国潮や韓国のニュートロなどに日本のエモが合流したようで、さらに複雑になりますね。
エモの系統樹は私も見たいですね…とんでもなく複雑なものになっていると思います。