斜線堂有紀『楽園とは探偵の不在なり』を読み始めた。
そもそもNOVA2023年夏号に掲載されていた『ヒュブリスの船』の解説で、作者がテッド・チャンの『地獄とは神の不在なり』にインスパイアされて書いた小説があると知り興味をそそられて買った本なんだけど、まさか比喩とかでもなんでもなくマジで「天使」が存在する世界観だとは思わなかったので初っ端からびっくりさせられてて面白い!「降臨」もかなり『地獄とは神の不在なり』めいてるし、一体どういう話になるんだろう……?
#読書
https://twitter.com/hayamiseo/status/1767572591441838314
「作者が過去にカップリング二次創作をしていたなど、元ネタのあるキャラクターをモデルにした商業BL」について、好き嫌いが分かれるのもなんとなく理解しつつ、これの引用をちょっと見た限りでは強い拒絶反応が多くてびっくりした。
私が若干引っかかるのは「商業」の部分だけなんだけど、過去の名作に登場する人物や有名人をモデルにした作品自体は結構かなりあるようにも思うんだけど、当事者ではなく外野からここまで嫌悪されてるのってあんまり見たことない気がする。
「BLカップリングにはこういう強い拒絶反応を見せなくては」という姿勢にミソジニーとかホモフォビアがあったりはしないのか…?
それともカップリング論争(?)の延長なのか……?
https://fedibird.com/@aiknwuriknru/111474906971525214
最初、ここらへんの話なのか……?とも思ったんだけど、おそらく違うような……(まだ考えていた)いや、もしかしたら一部の人はそういう意味で憤っているのかもしれない…?
じゃあその場合は元ネタさえ明かされていればOKになるのかな……?とか(私は元ネタさえ明かされていたらOK派) [参照]
https://fedibird.com/@aiknwuriknru/111464332301964892
BLじゃないけどこういうこともあるし、金田一耕助シリーズとか読んでると「自分が知らなかっただけで横溝正史のオマージュって世の中にメチャクチャあったんだな!?」てなる [参照]
幼年期の終わりとかも私の場合パロディやオマージュや影響を受けたと思われる作品のほうに先に触れた人生だったので「名作だけどさすがに擦られすぎだろ…………!!!!!!!」てなったけど、誰も「この作品のこのエピソードは幼年期の終わりオマージュです!」とはハッキリ言ってなかった……と思う…けど、許されてるし……