その政府の方針を変えさせて、教育の質を上げさせるのは、民主主義の国なら国民しかいない。それが出来ない(民主主義の国にはまだ相応しくない)“民度“だと言うことだ。
国民主権ということは、国民がお客様として大切に扱われることを意味しない。国民は国の主人として、国の舵取りの責務を負うということだ。「政府がやってくれないんだからしょうがない」「僕たちのせいじゃない」は通らない。政府にやらせるのは誰のものでもない、私たちの仕事だ。
けっして「国民が黙って良い子にして待っていたらいつか報われる」みたいなことは起こらない。私たちは国を悪政から守り、自らの役に立つ良い政治や教育を、自らの手で勝ち取っていくしかない。その自覚のない国民は“民度“が低いと言われても仕方ない。
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