F2の違いを目立たせたい(母音空間を広く有効活用したい)ときに、左側(F2が高い)に寄せるためには円唇性を加えたくないし、右側(F2が低い)に寄せたいときは円唇性を加えたいということになるなあ。基本母音の円唇性もだいたいそうなっている。
「The vowel space」
https://www.englishspeechservices.com/blog/the-vowel-space/
「母音台形」を三角形に描くのすごい納得感があるなあ。(というかアを前か後ろに分けないといけないのが元々釈然としなかったもん。)台形の図は真ん中辺りがゴチャゴチャし過ぎというのも共感する。
ただ第三フォルマントを捨象するのが妥当かはよく分からない。この図は三次元空間を二次元に投影した物と見るべきぢゃないかしら。で、真ん中辺の記号の張り合いを再整理してある。
ところで Dr. Geoff Lindsey による IPA(が立脚しているところ)の母音台形に対する批判記事がおもしろかったです
この程度でもわりと聞こえるからギリギリまで減らしまくれば人間に扱えるかもしれない(??)
https://www.youtube.com/watch?v=i6erIzZirOA
QT: https://nixeneko.info/objects/e6e9528d-ea60-4582-83c6-c568d06c4cc3 [参照]
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jasj/66/4/66_KJ00006254176/_pdf/-char/ja
> 音素は言語ごとに異なるので音素表記は「国際的」ではあり得ず,従ってそこで用いられる記号はIPAではない。
これも原理的にはそうだと思うけど頻繁にIPAを参照するからな……
https://twitter.com/ken_lunde/status/1628899268814860288
CID+14106 / <528D, E0101>、Ken Lunde 博士の奥さんの書き間違え由来っぽい(ほえぇ~~) [参照]
おおざっぱに言って、ハーモニーが要求するのは純正律で、メロディーが要求するのは平均律なのだろうなあという気がしてきた
ずいぶんながいこと、あおいひらたいまるをやっています。
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