ファルケンミーティングで書いた話の後語り(Twitterより転記)
だから、チェスターにとってファルケンは、大事な息子であると同時に、自分よりアーチェの時の流れに近く寄り添うことができる存在なんじゃないだろうか。どうしても届かない時間の先に、そこに佇んでいる彼女に、どうかおまえは届いてほしいという祈りを託してしまうときがあるのかもと思う。
ファルケンは、アーチェと深い縁がわたされた者として、チェスターの去った世界をチェスターより長く生きてくれる。それはこの世界に残せる希望の証で、チェスターがアーチェに「せめてしてやれること」の一つでもあるのかもしれない。
みたいなことを考えながら書きました。おわり。
(久しぶりに読み返したら改めて転記しておこうかなと思った)