朝、玄関を開けたら冬がいた。 「冬だ。しばらく世話になるぞ。」みたいな感じで、唐突に。冬が長いのが苦手なので、3月になったら帰って欲しい。 コンビニにコーヒーを買いに行く。 コンビニで自分を表現するとしたら、などと考える。 お昼を買うなら大体サラダ巻き。 最近までコーヒーマシーンが使えなかった。操作に手間取って、後ろの人を待たせてしまうことを恐れていた。 ある日友達に付き添ってもらって、ボタン押すだけのことを知り、これを克服することに成功した。 よくバウムクーヘンを買うから、店員さんから「Mr.バウムクーヘン」とあだ名を付けられているのではと思う。もしくはバウムクーヘンの人。 深夜は、店員さんが作業していることが多いので気を使う。僕も昔深夜のコンビニで働いていたことがあるので、余計に。そういう時セルフレジがあるとありがたい。 髪を薄いピンクで染めた女性の店員さんから、「箸”とか”いりますか?」と言われて、その言葉使いに感動を覚える。嫌味ではなくて、本当にいい意味で。→
夜、もう一度コンビニにいく。
コンビニから家に向かって歩きはじめると、後ろを歩いていた女性2人組が、「私達の青春のコンビニ」と話していた。
町がコンビニだらけになるのは虚しいが、コンビニにも誰かの思い出や、思い入れがあると知る。
友達から、ポケモンのサトシがアニメの新シリーズでも、続投が決定したという情報のリンクが、「若い者に座を譲らない系」というメッセージを添えて送られてきて、ウケる。
サトシはアニメの中では永遠の子供だが、現実と同じように歳をとっていれば、僕とほぼ同じ30代半ばだ。僕が50歳になった時、相も変わらず「ポケモン!ゲットだぜ!」と言っているのを想像すると、何かノスタルジーを感じる。