アンジェラ・チェン『ACE アセクシュアルから見たセックスと社会のこと』
私もアセクシュアル/アロマンティック当事者であり、この社会の強固なジェンダー規範や強制的異性愛から生じる居心地の悪さや面倒と共に生きているけれど、しかし私はAce/Aroである自分自身を否定したり葛藤したりすることが全く一度もなかったので、この本に掲載されているエースの人たちがここまで自罰的に生きざるをえなかった状況と心情には衝撃を受けた。
やはり自分の在り方についての名付けやカテゴリーが有る・分かることは、ものすごく重要なのだなと改めて思う。