[オンライン]
〈ジェンダーと社会〉
2月11日(土)13:00~13:50/14:00~14:50
私たちが「自由」に生きるためには、いくつかの社会的な条件が必要です。その一つは、性別をめぐる社会規範を解きほぐし、性別に基づく格差、性的指向やジェンダーアイデンティティを理由とする差別などを解消していくことです。このプログラムでは、ジェンダーという概念を通じて、異なる個人が同じ社会で生きていくことについて考えます。
《講師》
松岡千紘(まつおか・ちひろ)
吉野靫(よしの・ゆぎ)
〈外国ルーツ第2世代の葛藤と希望〉
2月11日(土)15:00~15:50/16:00~16:50
日本社会には、400万人以上の移民や外国にルーツをもつ人々がすでに暮らしています。同化/同調圧力が根強いこの社会のなかで、差別と貧困の背景を持ちながら、「支援の現場」に携わる二人が葛藤と希望を語ります。
《講師》
三木幸美(みき・ゆきみ)
ラボルテ雅樹(らぼるて・まさき)
〈貧困と生活保護〉
2月19日(日)13:00~13:50/14:00~14:50
偏見と誤解にさらされやすい貧困と生活保護。「ずるい/もっと大変な人もいる」といったあからさまな攻撃も、
(続きます)
「かわいそう/実は頑張っている」という憐憫も超えて、性質ではなく状態を、義務ではなく権利を、自立ではなく依存を、貧困ではなく贅沢を——そんな風に考えてみます。
《講師》
桜井啓太(さくらい・けいた)
橋本真希子(はしもと・まきこ)
〈不登校、不登校その後〉
2月19日(日)15:00~15:50/16:00~16:50
不登校は、約60年ほど「問題」であり続けています。「不登校でも大丈夫」という声もありますが、いまや学校に行っていても「大丈夫」ではない社会です。不登校、あるいは不登校その後が「大丈夫」であるには、この社会はどうあったらよいのでしょうか。学校と社会のあり方を問いながら考えたいと思います。
《講師》
貴戸理恵(きど・りえ)
山下耕平(やました・こうへい)
[対面のみ]
〈人間と動物の関係〉
3月11日(土)10:00~10:50/11:00~11:50
動物と人間の関係は不思議です。人間はペットなどの動物をかわいがる一方、捨てて殺処分したり、多くの家畜動物を殺して食べたりしています。人間と動物の複雑であまり伝えられていない問題を、「野宿の人々と動物」「ペット」「食用動物」「実験動物」「動物園」「震災と動物たち」というテーマで考えます。
(続きます)