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みなさん、おはようございます
年明けはこちらの企画の準備に追われていましたが、やっとお知らせできる段階になったのでご案内します。

〈学校で教えたい授業〉
lit.link/jyugyou2023

 貧困、生活保護、ジェンダー、不登校、外国ルーツの当事者、人間と動物の関係など、学校の授業では取り上げられることが少ないものの、学んでほしいテーマがあります。どれも身近な問題であるにもかかわらず、子どもたちが学び、当事者と語りあうような場は、ほとんどないというのが現状です。
 そこで、それぞれのテーマや現場で活動(あるいは研究)する者が集まり、これらのテーマについての授業を行い、意見交換する場をもつことにしました。学校で教えたい5つのテーマについて、50分×2コマ=100分程度の授業を行い、最後に、それぞれの問題に共通する社会的背景や課題について話し合う共同討議を行います。
 差別や貧困を絶ち、新たな社会を創造するための授業がどのようなものか、ともに考え、学校や社会での実践につなげていくため、教育現場ではたらく方はもちろん、教職を志す学生の方、子どもと関わる方など、幅広い皆さんのご参加をお待ちしています。
(続きます)

[オンライン]
〈ジェンダーと社会〉
 2月11日(土)13:00~13:50/14:00~14:50 
 私たちが「自由」に生きるためには、いくつかの社会的な条件が必要です。その一つは、性別をめぐる社会規範を解きほぐし、性別に基づく格差、性的指向やジェンダーアイデンティティを理由とする差別などを解消していくことです。このプログラムでは、ジェンダーという概念を通じて、異なる個人が同じ社会で生きていくことについて考えます。
《講師》
 松岡千紘(まつおか・ちひろ)
 吉野靫(よしの・ゆぎ)
 
〈外国ルーツ第2世代の葛藤と希望〉
 2月11日(土)15:00~15:50/16:00~16:50
 日本社会には、400万人以上の移民や外国にルーツをもつ人々がすでに暮らしています。同化/同調圧力が根強いこの社会のなかで、差別と貧困の背景を持ちながら、「支援の現場」に携わる二人が葛藤と希望を語ります。
《講師》
 三木幸美(みき・ゆきみ)
 ラボルテ雅樹(らぼるて・まさき)

〈貧困と生活保護〉
 2月19日(日)13:00~13:50/14:00~14:50 
 偏見と誤解にさらされやすい貧困と生活保護。「ずるい/もっと大変な人もいる」といったあからさまな攻撃も、

(続きます)

「かわいそう/実は頑張っている」という憐憫も超えて、性質ではなく状態を、義務ではなく権利を、自立ではなく依存を、貧困ではなく贅沢を——そんな風に考えてみます。
《講師》
 桜井啓太(さくらい・けいた)
 橋本真希子(はしもと・まきこ)

〈不登校、不登校その後〉
 2月19日(日)15:00~15:50/16:00~16:50
 不登校は、約60年ほど「問題」であり続けています。「不登校でも大丈夫」という声もありますが、いまや学校に行っていても「大丈夫」ではない社会です。不登校、あるいは不登校その後が「大丈夫」であるには、この社会はどうあったらよいのでしょうか。学校と社会のあり方を問いながら考えたいと思います。
《講師》
 貴戸理恵(きど・りえ)
 山下耕平(やました・こうへい)

[対面のみ]
〈人間と動物の関係〉 
 3月11日(土)10:00~10:50/11:00~11:50
 動物と人間の関係は不思議です。人間はペットなどの動物をかわいがる一方、捨てて殺処分したり、多くの家畜動物を殺して食べたりしています。人間と動物の複雑であまり伝えられていない問題を、「野宿の人々と動物」「ペット」「食用動物」「実験動物」「動物園」「震災と動物たち」というテーマで考えます。

(続きます)

《講師》
 生田武志(いくた・たけし)
 なかのまきこ

[オンラインと対面]
〈共同討議〉
 3月11日(土)13:00~16:00
 現地(立命館大阪梅田キャンパス多目的室)でのご参加、オンラインでのご参加、どちらも可能です。

 チケットは1コマずつでも通しでもご購入いただけます。学生・低収入者料金あり、アーカイブ付き。人員の関係でリアルタイム字幕には対応できませんがアーカイブには字幕が付きます。
 ぜひ興味のありそうなお知り合いにもご案内ください。よろしくお願いします!

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