昨日じっくり読んだのがこちら。バージニア州で「侍女の物語」が学校から禁書になったことをうけて、作者のマーガレット・アトウッド本人が痛烈な批判の記事を書いています
https://www.theatlantic.com/ideas/archive/2023/02/margaret-atwood-handmaids-tale-virginia-book-ban-library-removal/673013/ 4/7
「自分たちのコミュニティを自分たちで守る」じゃなくて、「誰かに守ってもらえるコミュニティを探す」という行動が、そもそも家父長制と親和的で非民主的なんだけど、気づいてないっぽいし。
前にもどっかで書いたけど、コミュニティが小さければ小さいほど「誰かがやらなかったやるべきこと」はそのまま他の誰かの皿に載せられることになる。
「他の誰かがやるべきだったことをやる」役目が自分に回ってこなければそれで良い、という身勝手な人を増やすとあっという間にタスクが積み上がって破綻する。
しかもそういう人は、他のコミュニティに対するリスペクトもないから、気に入らないことがあるとすぐに運営に喧嘩売り始めたりする。
どこかにユートピアがあってそこに辿り着きたい、みたいな願望は、主権者であることを忘れた市民と相似形で、自分が属するコミュニティに対して無責任なだけだと思う。
> すべての女が求めているのはなにか - kom’s log https://kmiura.hateblo.jp/entry/20211115
» 政治は世襲で引き継ぐものが当たり前ではない海外 豊田真由子が分析「政界の世襲」のリアル(5)| 神戸新聞NEXT
https://kobe-np.co.jp/rentoku/omoshiro/202211/0015787065.shtml
いくつかとても大事なことが書かれてると思う。
私が属している新婦人で「学校のトイレに生理用品を置いてほしい。保健室ではなくトイレに置いてほしい」という運動があって、教育委員会にかけあったり、学校に出かけて行ってトイレ確認したり、校長や養護教諭と話し合ったりお願いしたりっていう超地味なことを全国各地でやっています。議会にかけあって予算化に成功してるとこもあります。
新婦人は女性の賃金を上げろとか、給食を無償に地場産の食材をとか、核兵器禁止条約に参加しろとか、まあなんかとにかくものすごく手広くいろんな要求運動をしていて、個別で似たような運動をしている団体も色々あるんで共同で行動することも多いんだけど、生理のことなんて地道に訴えてる団体は他にないわけですよ。まあでもそんなこと普通は知らないじゃん。なんか知らん間に「へえ、今どきは学校のトイレに生理ナプキン置いてくれるんだね〜いいね〜」みたいな。違うからね、それするために組織的に動いてる人がめっちゃたくさんいるの。
大江戸線六本木駅のエレベータが壊れたものの納入したコナ社(フィンランド)はすでに日本を撤退、直せない、という話と、原発事故で東芝の原子力事業が破綻したこと、関係あるんじゃないの、という話。内容を考えてなんとなく、ツイッタの方に投稿しました。スレッドです。
"人によっては、そんなことはほんの何万分の一の確率だから、社会防衛上しかたがないなどと言いますが、無実で処刑される人にとっては、何万分の一じゃなく100パーセントの話なのです。そういうことを同じ人間がやっていいなんて、ゆるされるべきことではありません。
そんな「何万分の一だから、社会防衛のためだから、いいじゃないか」というような感覚は、今、世の中を覆っている「自分さえよければいい」ということと共通する面があると思います。自分が安全であるために一つのリスクはやむをえないというような感覚です。
昨今は「痛みを分かち合う」などと簡単に言います。自分の会社だけ生き残って同業者がつぶれれば受注数が増えるなど、それを構造改革だなどと言っていますが、そういう今の風潮と共通するところがあります。
しかし、それは違うと思います。他の犠牲で自分が幸せになるとか、安全だなどという考えが世の中を覆っていったら、この世の地獄が来ることは明らかです。"
https://www.amnesty.or.jp/human-rights/topic/death_penalty/kameishizuka.html
こんな議論があったんですね。
🐘 に来て興味深い点の一つは、 さんたちをフォローすることによって分散型SNSにおける自治の様子をつぶさに見られること、それによって自身もコミュニティーを構成する一人だという意識が芽生えることだと思っています。
https://web.gnusocial.jp/post/2023/02/03/5224/ [参照]
SNSの責任の大きさと、それを任せる相手も所詮は私企業であり、個の自由や夢を完全に託してはならないのだということを強く実感させられる。
これに対して、1人の責任と努力で自分の発信場所を確保しながらも、孤立せず、巨大なコミュニティに接続することができる「おひとりさまサーバー」はその語感のちょっと軽い感じとは裏腹に、マストドンの生み出した最強のソリューションだと思う。
>TLの至る所で人が消えているのです。つい先ほどまで、目の前で話していた人が物言わぬ無の山と化し、その向こうから消えた人の友人の悲痛な声が聞こえていました。何もかも消えていく…漫画家、小説家、同人作家、旧知の友人、大事な思い出、そして希望も…何もかも…
――TL市民の手記より
https://twitter.misskey.dev/status/1621279386661167104
使用済みカイロから水質浄化剤をつくる取り組み。
東京だったら秋葉原に回収スポットがあるらしい。送付も可。
以前は職場で小さい湯たんぽ使ってたんだけど、環境がかわって使いにくくなっちゃって。カイロ捨てるときの後ろめたさがつらかったのよね。うれしい~
Go Green Group
https://go-green-group.com/
» 民主主義は生き残れるか - 宇野重規 | 連載 | トイビト https://www.toibito.com/toibito/series/4d06b2d5-8cb5-4257-8007-0420219b8f33