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『ボーはおそれている』をみた 言語化に苦慮してる 

・色々比喩で考えるべきとは思いつつも、巨大ペニスはマジでなんだったんだ?という感想が強い まじなんだったんだ
・不条理コメディだけど所々撮り方がホラーだったし、正体がわからないものには襲われないけど ホラーだなあ…と思っていた
・ユダヤ教とかと絡めて論じてる映画評とかもちらほら見聞きしたが、「ユダヤ人のロードオブザリング」という発言に惑わされすぎていて、多分そこまで宗教的に厳格な家庭ではないしちょっと的外れでは?と思うものも多い
・でも当たり前にキリスト教徒ですよねと見なされる社会にあって、ユダヤ教徒として正しく振る舞おうとすることのジレンマとかはあったのかなと思う

YouTubeで『八つ墓村』(野村芳太郎版)をみた 15日まで無料 

・金田一(渥美清)が謎解きしている最中に当の辰弥が犯人に追いかけられて殺されそうになっているのは笑ってしまった
・オチの付け方はかなり強引だし、細かいことを気にし始めるとキリがない 双子の老婆はすごいメイクしていたけど、オチから考えるとすごく顔色が悪くて怪しげなだけのただの被害者になるし
・前半は割と求めていたものを見られた気がするのでよかった でも犬神家の方が色々とよくできていたような気はします

私は数学の論理が全然ダメで必要条件も十分条件もよくわかってないので厳密には論理的思考、できていないのではと思う

会社で手を挙げて論理的思考の研修に参加してみたが、一人で次のスライドの中身当てたりしてなので要らなかった疑惑がある 誰も彼も一緒くたなので準備側の方も大変だなー…と思うなど

地元で哀れなるものたちを見た時、2週目ということもあるけど2〜3番目に大きいスクリーンに私含め三人しか観客がおらず 郊外のシネコン!という思いを強くした 日比谷で見たらきっとほぼ満員だよ

英文学から見る階級についての本は読んだことあるが、ちゃんと考えようとするとマルクスとかウェーバーとか読まないといけない模様 階級のことなんて論文に突如ルンペンプロレタリアートの単語が出てきて訳に迷った時くらいしか悩んだことがない(中世カイロの話だったのでカタカナ直訳だと馴染まない)

階級のことについてぐちゃぐちゃ考えていたが、全然詳しくないので何言っても素人論の間違った内容にしかならないわとあきらめた

『哀れなるものたち』を見た 

・将軍に入れる脳みそをなぜヤギのものにしたのかをぼんやり歩きながら考えていたが、序盤の大学での講義でそういえば動物と人間の違いは?みたいな話をしていたよな…? 最近映画館に行っても集中するまでに時間がかかるのであまりよくない傾向
・リスボンに来たベラの奇矯な装い/ふるまいに対して、その場に居合わせた他人があまり反応をしない(エッグタルトの食べ過ぎでもどすところくらい?)のを意外に思ったが、まあ注視するのも失礼に当たるし私も似たようなふるまいはするだろうなと思った
・ハルクのせいか善人のイメージが強いマーク・ラファロが、自由人と見せかけて最後まで規範意識にとらわれたままな男をやっていましたがよかったですね

『ずっとお城で暮らしてる』を読んだ 

・発表された当時は先駆的なことをやっていたのに、それを踏まえた後継作を先に読んでしまったがために元の作品が陳腐に思えてしまうということはままあるけれど、私にとっては1962年発表のこのホラー小説も同じように思える
・自分の意に染まない人間を全員殺そうとするメリキャットを、その行為に追い立てた抑圧が一体何であったのか明確には明かされないわけだが、現代の作品ならそこにもう一捻り入れるかな とか思う

私がゲ謎に求めていた昭和の空気感はこれだな

『八つ墓村』見てる、YouTubeですが広告も入らずこんないいものを見せてもらっていいんですか!?感がある
youtube.com/watch?si=tuRZcvJwt

歌詞もよく分からずに聴いていたフィンランド語の曲、機械翻訳かけてみたら歌い出しが「まる一週間仕事」から始まるようで親近感が湧く
youtube.com/watch?si=1jH1G6NRx

ファティ・アキンの監督作品だと『女は二度決断する』がよかった ダイアン・クルーガーが出てる映画では一番いいと思う 軽々しく好きといえる内容ではないけれども

デスストランディングのプレイヤー層が一体どれだけファティ・アキンの映画を見たことがあるんだろう

ファティ・アキンの新作と思ったら3Dスキャンをされゲームにでるらしい(監督が?) それはさておき新作も3月に公開の模様

『コット、はじまりの夏』をみた 

・せっかくのアイルランド語映画なのに、英語が出てくるところが字幕でわかるようにはなっておらず、そこはちょっと不親切では……と思った ショーンに音読を教わるシーンでコットが学校ですらすら読めなかったのは英語ができない(家で勉強しにくい、またはフォローしてもらえていない)からだとようやく気付いたし 最初読字障害か何かかと
・あとラジオも英語でしたね
・コットがあれやこれやをご近所さんから吹き込まれた後、ショーンがアイリンについて人の長所を見すぎるというようなことをいったと思うのだが、言い回しがいいなあと思った
・ネグレクトの問題、女性の自己決定の重要性とか思うところはあるが、オチはもう少しはっきり付けた方が個人的には好み

『枯れ葉』をみた 

・ポスターのあおり「愛を、信じる」がぴったりなんだけどぴったりなのでほぼネタバレとなっておりオチが予測できてしまうため、ある意味安心して見られてしまう
・電話番号を書いた紙は無くすし、スマートフォンも出てこないが(そうだよね?)、ウクライナ情勢とか『デッドドントダイ』のおかげで現代の話だと示される
・フィンランドで聞くロシアによるウクライナ侵攻のニュース、戦地からの距離が近いというのもあるし、かつてロシア領になったこともある国なので、明日は我が身の憂鬱さが一層強いんだろうな
・ロッカールームのシーン、扉の色と衣装の色のコントラストがよかったなーと 日本版ポスターも好きですよ

4000円あれば(割引を駆使するなどして)3本くらい映画が見られる

2020年、どこにも行けず暇だったのでひたすらMETの日替わりオペラ無料配信を見ていたわけだが、いざ劇場のライビュを見に行こうかと思うと二の足を踏む 4000円くらいするので……

ワールドウォーZはことあるごとにMUSEが流れ出すんだが、映画見たら曲の印象が大分変わるな……

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