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そういやtwitterのモーメントが編集できないので、min.t に全部まとめ直してそちらを更新しています。TIPSとかメイキングとか駄文とかジャンルごとにいろいろあります。 min.togetter.com/id/yoshida_se

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背景グラフィッカ出身のイラストレータです。建物と異形と少年少女スキー。

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『月刊 建築知識』表紙用イラスト(過去作)

妻が外出してるので、お昼はお手軽にできる蕎麦ペペロンチーノ。キノコ、余ってたベーコン、冷凍イカなどで適当に作ったけど旨味の暴力だった。

ステーキパスタ(ステーキ焼いて出た汁に最低限のバター醤油で味付けしてパスタに絡めるヤツ)が最高で気持ち良くなっています。

設定だけ借りて全然違う話にした「ハウルの動く城」と比べたら、「失われたものたちの本」は「君たちはどう生きるか」の原作といって良いぐらいそっくりだと思います。

映画「君たちはどう生きるか」の元ネタと言われている「失われたものたちの本」を読んだんですが、確かに序盤はほぼそのまま、中盤以降の異世界描写も大筋は一緒なので、こちらが原作といって良いと思います。設定とか筋書きもそっくりですが、それ以上にシーンごとの細かい描写(父と再婚した母のキスシーンを二階から覗き見る等)で一致する点が多く、読みながら「あのシーンはこういう意図だったのか!」と思ったりしました。ただこの本の内容は宮崎監督の幼少期の体験と重なる部分が多いのも事実で、それらをミックスさせたのが映画版なのかなとも思います。

妖(あやかし)の類はいっそ和紙に筆で描いたみたいなタッチにして、建物もきちんとカラフルな寝殿造りで、四季折々の風景を交えて、自然と人間の距離が今以上に近かった時代ならではの陰陽師の知恵を感じられる物語が観たい。カメラがぐりんぐりん回転してエフェクト満載な、いかにも白組みたいな派手なのは夢枕獏の晴明とは対局にあると思う。

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夢枕獏の陰陽師、前回の映画化が若干サイキックバトル寄りで原作の雰囲気が弱くて残念だったので今回どうなるかと思ったけど、輪をかけて派手なサイキックバトル映画っぽくて辛い。「呪術、激突」ってコピーの時点で印象が真逆と言うか、むしろ激突しないで受け流すのが夢枕獏の清明なのに……なんかもっと地味で生活感のあるリアルな平安世界の中にこっそり呪が混ざってくる程度の、「それもまた呪か」という博雅の台詞にふふんと笑う軽やかで重たい清明が観たい。

All New Atlas | Boston Dynamics youtube.com/watch?si=EKSAcuXz1

Boston Dynamics の新しい人型ロボット、動きが人間離れしていて気持ち悪くて好き。より人型に近くて安定させにくそうなのに安定してて凄い。

自家製チャーシューのチャーシュー麺美味しかった。味玉も良い感じ。今日修了式の次女はご飯党なので同じチャーシューを使ったチャーハンで、いつもより美味しいと好評でした。

[#1]ゴーストフィクサーズ - 田中靖規 | 少年ジャンプ+ [ shonenjumpplus.com/episode/932 ]

『サマータイムレンダ』の作者による新連載。そのままSCP的な題材でキャラも良くて85ページでも短いと思うぐらい。最高。

家族を送り出してチャーシューも仕込んだので仕事します(90分後に取り出して仕上げる予定)

追加の考察など 

ちなみに最後、テナントビル工事のお知らせで地下2階建てになる(現状は地下室なしの地上2階建てのみなので新たに地下を掘る)というのが、つまり「今の地層を掘り尽くしたので一旦移転先で掘りつつ、テナント工事が完了したら戻ってきて更に深く掘る」という意味と理解しました。パティシエの目的は更に深い地層を使うことでケーキがどう変化するかを確認することであって、ケーキ内に色々混入してしまうのは不可抗力で意図したものではない、と解釈したけどこのへんは人によって受け取り方が違うと思う(ケーキは副産物でメインは出土品という考え方もありそう)

しかし意外とこのギミックに気付いていない人が多い。いや、気付いているけどそこに面白さを感じなくて「もっと何かあるのでは?」と悩んでるだけなのかも知れない。「分からない」と書いている人がどこまで分かってるのかこちらには分からないので……。

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以下ネタバレ感想というか解説 

ヘクセン(Hexen)はドイツ語で「魔女」の意味。つまりこのケーキ屋さんは、掘った地層を魔法でケーキに変えていて、あらかた掘り尽くしたので店を移転して新しい地層を掘り出した、ということ。どこを掘るかでケーキの味が変わるしいろいろ混ざってくる。最後の一コマが地面の下を写していて、その前のコマではスマホ画面で地形が分かるように描写されている(よく見ると川に削られた土地であることが分かり、地層が露出しているであろうことが予想される)。仕掛けに気付いて読み直すとあちこちにヒントが散りばめられていて面白い。

妻の感想は「どういうこと?」だったので、伝わらない人がいるかもしれない。解説読んでやっと分かったという人とはちょっと感動を共有できないかも知れない。すごくピーキーな作品だと思う。

室外機室さんの作品はこれまでもこういう「日常に突如入り込んでくる非日常」がテーマだったけど、今回はまた新しい仕掛けになっていて楽しかった。次回作も期待してます。

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コミティア147で買って最後のページ見た瞬間に変な声が出た「パティスリー・ヘクセン」(室外機室 / ちょめ)がとなりのヤングジャンプに載ってる!読んで! tonarinoyj.jp/episode/25506897

'The Boy and the Heron' | Scene at The Academy youtube.com/watch?si=eiCNtqKqt

アカデミー賞に関連して公開された、『君たちはどう生きるか』の曲についての久石譲のインタビュー。なかなか本質に触れていて面白いので映画を観た人は是非。

PTAのあり方は変わるべきだと思うけれど、無くしてしまうと有事に徒党を組めないので安易に廃止すべきではないという話 togetter.com/li/2324919

うちは超優秀なPTA会長(子供が多くて周辺の学校のPTA会長をもう10年以上歴任してる)のおかげで規模縮小して参加自由、会費なくしてカンパ制に移行して、そのぶんやる気ある人を中心に積極的にぶん回す方式に変更して成功してるけど、それは地域的に専業主婦が多く金銭的にも余裕のある家庭が多いところだから成立するところがある。ちょっと前に変にやる気のある無能がPTA会長になったときは酷かったので、今の会長がいなくなって今後何かあると問題に繋がりやすそうだけど時代の流れには逆らえず。ただ無くしてしまうと地域的な発言力が消えて何もできなくなるのでPTA自体は存続させることが大事だと思う。

お昼は妻が外出してるので実験的に、自己流の麻辣蕎麦。豆板醤と花椒をたっぷりでクセ強めなのに、蕎麦が負けてなくて良い感じにジャンキーで美味でした。蕎麦のアジア風アレンジも良いなあ。

吉田誠治 :feather: さんがブースト

「新幹線大爆破」リブート決定、監督・樋口真嗣×主演・草なぎ剛のNetflix映画に natalie.mu/eiga/news/562904

これはちょっと楽しみ。オリジナルが傑作中の傑作だけど、むしろ現代的なアレンジがあるとどう変わるのか観てみたくはある。オリジナルで国鉄はロケ拒否したけどJRはどうなんだろう、題材的にはかなりデリケートではあるけど。テロリズムは現代でも現実的な危機なのでどう料理するのかというところ。

トリアー作品 

ラース・フォン・トリアーは初期の「エレメント・オブ・クライム」とか「キングダム」あたりでは計算ずくでキメキメな映像を撮ることで定評のある監督だったけど、一方で「エピデミック」のアドリブ重視な映像にも面白さがあった。それらの要素が実母の死をきっかけとして昇華されたのが「奇跡の海」以降の「黄金の心三部作」で、映像はハンディカムのみになって登場人物の間をたゆたうようになり、物語もよりプライベートなものとなって、観客の内面をより深くえぐるように変化した。「奇跡の海」は大学の映像の教授がオススメしてたので観たけど、大学になるとこういうのを平気で勧めてくるんだと驚いた記憶がある。なお最近のトリアーはちょっと吹っ切れてエンタメに走る余裕が見える(あれだけ否定していたBGMを普通にかけたりする)のでむしろ安心する。

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