新しいものを表示

薄桜鬼 真改 相馬主計√ 感想 

新選組最後の局長だから死んでいく隊士たちの思いを受け継ぐ役割だと思ったので彼をラストにしました
最後に取っておいて良かった~~~!
相馬に関しては入隊した時期とか含め、史実上であきらかになっていないことが多いので、新選組との関わりからして捏造たっぷり
そして新選組自体に関してもかなり美化してる
でもこんなふうだったらいいなあ……という願いをかたちにした人物像になってた
武士としての誇りや信念を新選組に見出して脱藩してまで入隊する相馬だけど、剣の腕はそこまで……って感じで沖田や新八に野村ともどもしごかれまくってたのが良い
相馬と千鶴だけだと生真面目一辺倒になるけど野村がほどよくゆるくて上手くまわってたから、小姓トリオの日常回がもっと見たかったな……
あとくっつくのが遅い!
函館に行ってからの2~3ヶ月くらいしかいちゃついておらんのさみしい……でも周囲にめちゃめちゃからかわれたり伊庭に圧かけられたり、ラブコメ担当かな?って雰囲気になってくれたのはうれしかった
あとあのビジュアルとCVでちょい役なはずがないだろうと思ってた三木三郎がああいう使われ方をするとは思ってなくて良い意味で誤算
最後に殺し合いにならずに生きる道を選んだシーンがめちゃ良かった

薄桜鬼 真改 風間千景√ 感想 

風間千景は鬼の頭領だけあってプライドがめっちゃ高いけど、己が認めた者には甘くなるのでこの√は恋愛的には安心して見れる
鳥羽伏見の戦いではぐれてしまって、それからずっと新選組の足取りを追いかける&父と兄を止めるために行動する千鶴の傍に居続けたのは、千鶴の信念の強さにどんどん惹かれていったからだろうなあ
薫の墓をつくって酒で弔ってくれるシーンと、新選組連中を馬鹿どもと(見下げるとは真逆の意味で)言うシーンが好き
最初は嫁取りに来たはずなのに、未来の嫁が望むことを叶えるために結局1年以上も旅に同行してくれた風間千景、とてもやさしい
エンディング後の西国での暮らしがどんな感じかちら見せしてくれても良かったんですよ

薄桜鬼 真改 土方歳三√ 感想 

真改になってボリュームが増した本作だけど、土方さん√は他と比べてめちゃめちゃ加筆されててすごかった……何回か泣いちゃった……
黎明録と絡めて「鬼」になった経緯を語るとことかうまくまとめたなあと感心した
鳥羽伏見以降、北へ進む中でどんどん仲間たちを亡くし、そのたびに背負うものの重みも増していく土方さんが痛々しいんだけどやっぱり強いんだよなあ
でも戦いから遠ざけるために千鶴を置いていくとこ、やっぱつらかった……私は背中を向けて去っていくスチルや立ち絵がある男にめっぽう弱いんですよ……
とはいえ千鶴も土方さんに負けず劣らず強いので、蝦夷まで追いかけていくからしぶとくて好き!
あの土方さんにおまえには敵わない、って思わせるし、思い合っていることを自覚してからは土壇場で選択を間違えそうになる土方さんを叱咤したりもするし、千鶴はかっこいいよほんと
あと土方さんが最初に雪村じゃなくて「千鶴」って呼ぶシーン大好き!
そういや「薄桜鬼」の命名が風間千景なの嘘でしょ!?って思ってごめん
羅刹になった人たちたくさんいるけど、土方さんこそがふさわしい名だと思う
残りの寿命はおそらく短いと思うんだけど、ふたりが願ったように少しでも長く、深く、いっしょにいられたらいいなあ

薄桜鬼 真改 斎藤一√ 感想 

近藤さんや土方さんを信じてついていくことを信念としてた斎藤さんが、自分の意志で新選組本隊と分かれて会津に残る選択をするところ大好き
心のゆらぎとか、信じる道とかの描写が、ラストに向かってこつこつ積み上げてるな~って感じられるので斎藤さんに関してはなんも文句ない
北の地はめちゃ寒そうだけど千鶴とふたりでできるかぎり長生きしてハッピーに暮らしてほしい
しかもこの√のラスボス戦は他の人たちと違って左之さん・新八・平助が駆けつけてきてくれるから安心して見れた
ただ近藤さんを売った山南さんや、変若水の実験を見て見ぬふりして私闘に走った風間に関してはなんで???っていう気持ちでいっぱい
千鶴の父はもうどうしようもないとはいえ、このふたりの言動が他√と違いすぎてて、そこに至った過程も描写されてなくて、攻略キャラを窮地に立たせて盛り上げるための土台にされた感がある……かなしい……

薄桜鬼 真改 伊庭八郎√ 感想 

他√だと登場シーンしかいなかったからどう来るかな~と思って攻略したら、急に生えた幼馴染枠だった!びっくり
隻腕になるんだろうなあという予想も、まさか先に武田観柳斎が隻腕になったあげくにふたりして鬼の腕をつけちゃってびっくり
鬼の腕の存在感がだいぶデカいはずだけど他の人達気づかなくておもろ……あきらかに爪も手の大きさも普通じゃないんだが……
羅刹となったから歴史の表舞台には出ない&羅刹の力を使うのは武田観柳斎を倒すためって決めたとはいえ、伊庭が辿る道筋はほぼ史実どおりかな どんどん減っていく仲間がつらい
急に生えた幼馴染枠だけど子どものころのエピソード含めて、ずっと千鶴を想っていたのが伝わるので突貫工事っぽさはなかった
エンディングで吸血衝動も乗り越えてたみたいなのは、鬼の腕を従えたからかな……このあとも平和に暮らせそうなのでハッピーでした

薄桜鬼 真改 永倉新八√ 感想 

全体的に惜しいというか、話が薄かったかもしれん
山南さんが幹部に配った薬を受け取らなかったし新八は羅刹にならないだろ~って思い込んでたのでなっちゃって衝撃だった……あの状況じゃ飲むか、とは思うけどならないでほしかった
禁門の変で千鶴をなぐさめるために「どんな手を使っても生き延びる」と宣言してたのがフラグだったわけですね
羅刹になったけど羅刹の力を使わず己の剣技で勝つ、という道を選んで成し遂げたのは良かったと思う
でも千鶴が妹分から恋の相手に変わっていく描写が甘いというか、もうちょっと早めに自覚してくれてたほうが良かったかな
あと新選組を離隊して、左之さんとも別れて、しかも靖兵隊のことほっぽってる状態でくっつくからそんなことしてる場合か……?ってなってしまった
最後は松前藩に戻って庇護してもらうわけで、靖兵隊のひとたちからしたら逃げ出したとみなされても仕方ないよ
小樽に行くのはたしか史実といっしょかな……?水が鉄分多めだといいな
昼に出歩けてるし吸血衝動とかは横に置いといてのエンディングだったので、多分水が合ったということにしておく

薄桜鬼 真改 山南敬助√ 感想 

平助編のラスボスが山南さんだったので続けて攻略してみた
もともと非攻略キャラだし基本悪役だしどうやってハピエンに持っていくのかな~ってわくわくしてたんだけど、だいぶ無理やりだった……そういう展開!?って何回もびっくりした
でも羅刹を生んだ新選組総長・羅刹隊隊長としての責任を果たすべく、千鶴や土方さえも騙して羅刹を人へ戻す方法を探す道を選んだのは良かった
怪我で刀を振るえなくなって、伊東甲子太郎が重用されて参謀としての地位も追われ、羅刹になってどんどん孤独を深めていったから他√で彼は狂気に呑まれたわけだけども、千鶴がいつも気持ちに寄り添ってくれたから救われて心が人のままでいられたんだろうなあ
千鶴が山南さんを気遣ったら、目の高さを合わせて話しかけてくれる時のスチルが好き
とはいえ一度は千鶴に危害を加えようとした状態から持ち直すのはやっぱ強引かな……
千鶴父たちも雪村の里の水が変若水の毒を薄めるって言い残してくれたらいいのに……おかげで灰になる直前の、体に罅入った状態で千鶴を連れてフランス?に行っちゃったじゃないですか
坂本√でも思ったんだけど、言葉も通じない海外で早々に灰になって千鶴をひとりぼっちにさせたら許さんからな

薄桜鬼 真改 藤堂平助√ 感想 

傍にいたい、という気持ちが何よりも重要な道を示してくれる話
前半ラストの「暗くて進む道なんて見えやしないけど、隣にいるおまえの顔はよく見える」っていうセリフが平助√でいちばん好き
いちばん最初に千鶴に親身になってくれて互いに好意を抱くようになるのも早かったけど、平助が千鶴に「好き」と言うのはほぼラストシーンっていう遅さがね、平助っぽいね
信念や情や大切なものの中で迷いに迷い続けた平助だからこそ、好きと言えるようになったんだなあ~~ってこちらがハッピーになった

薄桜鬼 真改 坂本龍馬√ 感想 

うーーん消化不良!残念
復讐心に取り憑かれた中岡を止めるため、そしてこれ以上羅刹を増やさないために行動するのはわかる
新選組を外から見る√は風間千景が担ってるので、坂本√は新選組の外側(日本)を見る話になってたから、役割としては必要だなってのもわかる
でも羅刹になって、表向きは死んだことになってるから歴史の表舞台からは去って、しかも吸血衝動や力の使いすぎでの消滅は免れない状況で、それらの懸念事項にはいっさい触れずに千鶴と恋仲になっちゃうのはどうかと思う
エンディングでもそこには触れておらず、いちゃつきながら海外に行ってしまった……一瞬先には坂本が灰になるかもしれんのに……
あと羅刹関連の元凶である千鶴の父親のことも最期を見届けず、山南さんと平助に任せっぱなしで逃げたのはなんで?ってなった……山南さんと平助の最後の戦に水を差してはいけないと思ったからかな、とは思うんだけど、それならナレ死でいいので父がしっかり死んだのをあきらかにしてほしかったな
CV小野大輔という点といちゃつき多めにしてごまかされた感が強い
自分と違う意見にも反発せず耳を貸せる素直さ、という坂本が千鶴に惹かれた理由もちゃんとしてるし、くっつく過程までは良かったからかなしい

薄桜鬼 真改 原田左之助√ 感想 

両腕で抱えられるだけの幸せを選び取る話
どこまでも男女カプ!!!
男とは、女とは、って性別の違いを古風に強調してくるので私向けではない……んだけども左之さんかっこいいからな……CVの力もすごいしな……ってわけでなんだかんだ好きです
吸血鬼みたいな鬼になった新選組幹部を攻略するのが売りのゲームなのに鬼にならない道を選ぶのも良き
色男の左之さんの夢が「惚れた女と所帯持ってささやかに暮らす」なのが早めにわかるし、変若水さっさと捨てて鬼にならないし、いわゆる甘いシーンがいっぱいあるしで、安心して攻略できるお人だと思う
新選組から抜ける時と新八と別れる時の2回大事な選択があって、剣(槍だが)を取るか女を取るかを選ぶわけだけど、「惚れた女を自分の背中でかばうのが剣を取るに値しない、くだらない理由だとは思わない」と言うとこ好き!いつでも背中合わせに戦ってきた新八に対して言うものだからパワーがある
ただ自分がそういう選択をしてきた(選べる余地があった)のに、ラストシーンで息子(赤ちゃん)に「ひとかどの武士にしたい」と言うのはいかがなものか……息子の道は息子に選ばせたれ~~~!

薄桜鬼 真改 山崎烝√ 感想 

沖田√での山崎烝がとても良かったので攻略してみた
力を求めて闇の存在である羅刹になりつつも、千鶴とともにいることで光の下で生きる道を選び取ることができた話
なかなか千鶴との目立った接触がなくてどうくっつくんだ……?とやきもきしてたら、山崎が新選組の医療面を担ってたことから手伝いの千鶴と仲を深めていく流れになって、それが自然でよかった!
途中から攻略対象になったからって無理やりな設定を加えられてなくてほっとしました
変若水を飲む経緯はのっぴきならない状況で力を求めたからだけど、土方さんが飲むのを止めた上で飲んだって流れなのもよかった 山崎ならぜったいそうするもんね
あと飲むタイミングが史実上で彼が死んだあたりで、その後は監察方であるのは変わらず、でも史実に絡まない動きをしていてなるほど~ってなった
もともと裏で動く役割である自分のことを、日の下で生きられない羅刹の存在と重ねて、羅刹になっても何も変わらないと卑下するのはかなしかったけど、安心安定の千鶴がそれでも共にいると言って寄り添ってくれたからたどり着けたエンディング
ラスボスとの決戦で羅刹にならないとハピエン、羅刹になると悲恋、って分岐が山崎√の本質そのものだと思う

薄桜鬼 真改 沖田総司√ 感想 

スチル全回収してきた!
ひねくれてる沖田と素直で生真面目な千鶴が、自分たちの道を貫いてほんのわずかの幸福な未来を掴み取る話
結末は知ってたけどなにせ15年前の記憶なんておぼろげなので、ふたりが恋愛的な意味でくっつく過程を新規プレイの気持ちで楽しめたのでよかった~
出会ったころは沖田がよく千鶴を「斬る」だの「殺す」だのむしけら扱いで言ってたけど、それがやがて千鶴がもしも道を踏み外したときには「殺してあげる」に変わってたシーンが好き
変若水を飲んでも沖田の労咳は治らず、むしろ羅刹の力を使うたびに短い寿命を更に消費していたわけだけど、EDのふたりは紛うことなくハッピーなのだと思う
とはいえ昔、薄桜鬼の二次創作で沖田の転生パラレルが流行ってたのもわかる……
恋愛以外だと、近藤さんの斬首後に土方さんを追いかけてやりきれない思いをぶつけるシーンもね、史実ではありえないからこそちょっと泣いてしまったね
悲恋エンドや各種BADはまあそうなるよね、っていう感じで意外性はないけど、沖田√に必要だってのは納得しました
いちばん好きなスチルは試衛館時代の幼い沖田と近藤さんたちの微笑ましいやつ
あのまま浪士組に入らず江戸にいたら、とかつい考えてしまう

刀剣乱舞無双 2章「孤狼の章」感想 

長らく放置してたんですが急に思い立ってプレイしました
第四部隊の鶴丸・光忠・大倶利伽羅の言動は花丸だった!
歴史修正主義者側に操られてる政宗公を元に戻そうと戦いだけではなく言葉でも訴えかけようとする光忠に対して、大倶利伽羅はちょっとドライに「好きにしろ」、鶴くんは年長者らしく見守るって感じ
もともと不和が発生しにくいと思われる組み合わせなので、政宗公の乱心にもそこまで振り回されなくてよかった
問題は政宗公で……もともと好きな武将なので歴史修正主義側に操られてるってだけでも「嫌だが?」なのに、終始、野心全開の政宗公を止める流れでつらかった(政宗を擁護しようとする三成はかわいかった)
第四部隊の働きで一旦は野心を潜めたと思ったら、関ヶ原の戦いの後も海外の支援を受けて家康を討とうとして、仙台の陣が起こって、ボスを倒してこれで本来の政宗公が戻ってくる……と思いきや
最終的に海外に旅立っちゃったのはびっくりだよ
めちゃめちゃ歴史変わってるけど、正史の範疇らしくて嘘じゃろ……??
途中で一度正気を取り戻したのも「奥州を守る」という道を思い出したからなのに、天下を夢見たまま海外へ行ってしまったのなぜなの……
予想外のところでダメージを食らいましたね

スタレ ピノコニー第3章「鳩たちの中の猫」感想 

アベンチュリンに興味ないと思ってたのにまんまと好きになっちゃったな!
記憶力に乏しいのであらすじを忘れてて、しかもピノコニーの登場人物はみんな本心で話をしないので、どういうこと?ってなりがちだったんだけど……アベンチュリン視点が多少進んでからはストーリーに引き込まれた
死の宣告を受けたアベンチュリンが追いつめられていくのにつれて、画面上の表現がどんどん変化してクエスト一覧の文章まで文字化けしていくのが良かったなあ……キャラを自分が操作することで話が進む、この没入感はゲームならではの体験だと思う
それにしてもスタレは物語の中の物語が多すぎて、固有の用語もめちゃめちゃ多くて、そもそも主人公自体、開示されてる情報がほとんどなくて、全体を把握するのが無理すぎる
原神や3rdもそういうところがあるけど、スタレは段違いって感じ
だから置いてけぼり感が生じてたけど、今verの視点切り替えのおかげでそういうことか~ってなれる機会がわりとあって、ちょっとマシになったような気がする
ところでジオラマに入っちゃったミニミニアベンチュリンと、外にいるクソデカレイシオの図に興奮しました
指でどうにでもできちゃうじゃん……もっかいやってほしい

FGO2部1章アナスタシア 感想 

アカウント復旧したのでようやく2部に足を踏み入れました
1.5部まででも藤丸立香のこと全然「平凡」と思ってなかったんだけど、2部が聖杯戦争の様相になって「自分の正義のために他者を蹴落とす」側に立つ(立たされる)ことになっていよいよ型月主人公になってしまうんだなあ……とちょっとさみしくなったり
通過儀礼が厳しすぎる……あとそれを乗り越えるために用意された感つよつよのパツシィくんの死がさみしい
個人的には人類史ってそんなに守らなきゃいけないものか?世界のためというなら滅ぶべきは人類では?という感情があるので、カルデア一行の気持ちにはあんまり感情移入できないでいる
でもクリプター側かと言われるとあっちはあっちで個々の思惑があるだろうから違うかな……
とはいえ藤丸立香のことは好きなので、物語としては楽しんでます
2部1章はカドアナがかわいかったな……というのと、アマデウス←サリエリがすごかった……!きらきらぼしで泣いちゃった
史実上のサリエリ本人は復讐者の素養がないのに、アマデウス殺害の噂というデマをもとに歪められた状態でサーヴァントになってるのがかわいそうで良かった~~~!死んでもなおアマデウスに囚われてる男……

鎮魂 邦訳版2巻 感想 

メインカプの距離がず~っと近くて楽しく読めた!
趙雲瀾が押し切ったというか、ずっと(一万年)我慢してた沈巍がブチ切れたというか、兎にも角にもくっついたシーンがだいすき!
遊び人気質な趙雲瀾が差し出したのが「真心」というのがね……さりげない口調だからこそ真摯な思いが伝わってきていいね……
その真心を頂いちゃったあとの沈巍の言動のヤバさも好き
沈巍のことが「表向きは生真面目だが中身は恐ろしい者」って趙雲瀾も気づくけど、「黙っている裏で変態性を育てる者」という表現オモロ……藍湛に通じるものがあるような……
というか変態性が育っちゃった男とわかってもなお恋してる趙雲瀾もよっぽどだと思う!育てさせたのは趙雲瀾自身(及び前世)だから責任取ろう!
そして趙雲瀾がパパにカミングアウトしたときに語られた「人生では四つのことに執着しすぎてはいけない」という教訓が、崑崙君の行いそのものとリンクしてるのが上手いな~って唸った
1巻は現代のゴーストバスターズの印象が強かったけど、2巻は一気に太古の創世神話?の壮大な話になって、それでもわかりやすく話をまとめてるのがすごい
注釈付きの語句も多いのに文章も引っかかりなくするする~って読めるのもすごい
続きが読みたくて暴れてるから3巻ください

鎮魂 邦訳版1巻 感想 

攻めが1万年前から受けを想っていることくらいしか知らずにとっておいた鎮魂、完結してから読も~って気長に3巻発売を待ってたんですが、読書欲に負けて読んでしまいました
おもしろ~~~~~い!!!
趙雲瀾がいかにもな遊び人の攻めっぽさをお出ししてくるので、あれ……受け攻め逆か……?と思ったりもしたんですけど、沈巍から滲み出てくる思いの重さのおかげですぐに沈巍×趙雲瀾ね!ってわかりました
中華BL、愛が思い男を攻めにしがち……好きですありがとうございます……
斬魂使=沈巍なのは最初気づかなくて、雪山で足止めくらうところでやっと気づけた
趙雲瀾がめちゃめちゃ有能で、個性豊かな特別調査処の面々をこき使いつつ大事な場面ではしっかり守るんだけど、自分が危ない目に遭うのをちっともおそれないところがちょっと危うい
だから沈巍が影で守ってたんだろうけど、趙雲瀾に迫られたりちょっと触れられちゃったりすると顔を赤らめるところ、かわいいね……恥じ入ってるんではなくて激情を押さえつけてるあたりも好き……
ふたりのもだもだが焦れったくもあり、そこが美味しくもありで、沈巍の思いがチラ見えするたびちょっとどぎまぎしてしまう 色気がすごいんよ……
はやく続きが読みたい!ので2巻読んでしまおうかな!

さはん邦訳&分冊版11話感想 

第四話 大会 1

師尊、琴弾けちゃうんだ……
沈垣がいいとこのお坊ちゃんっぽいからもともと弾けたのか、狂傲仙魔途の世界に来てから弾くようになったのかどっちだろ
というか「隠居正解with冰ちゃん時々柳清歌」をめちゃめちゃエンジョイしてて、やっぱり順応力が高いな……
MXTX作品の受けは図太くたくましくて好き
そんな強い受けが折れそうになる瞬間も、好き

ところでお気に入りの弟子の座をすっかり冰ちゃんに奪われてひさしい明帆が不憫
でもアリに全身を食われて死ぬ最期を回避できたのでハッピーに生き抜いてほしい

冰ちゃんはすくすく育って師尊相手に冗談まで言えるようになって、攻めオーラ増してる……!
>「何より一刻も早く師尊にお会いしたかったので」
>「もしかして長い間離れていたから、師尊も会いたいと思ってくれてましたか?」
こんなことも言えちゃう……成長期の17歳ってすごい……

攻めがあきらかに矢印向けてるこんな状態でも、師尊は冰ちゃんが将来ハーレムをつくるのを信じて疑ってないの、やっぱり鈍感が過ぎると思う

さはん邦訳&分冊版10話感想 

第三話 好感 3

夢魔先輩、アニメのときも思ったけど数百年も生きてきた手練なのにやすやすと目的と理由バレするあたり、思考回路が単純すぎないか?これも冰ちゃんの主人公特権によるイージーモード状態なんだろうか

冰ちゃんに抱きつかれて頬を赤く染めちゃう師尊かんわい~~い!
生まれてはじめて誰かに全身丸っと抱きしめられた、とのことだけど、沈垣は良いやつだしコミュニケーション能力も高いし、現世で恋人のひとりふたりいてもおかしくないのにな……たぶんオタクだから二次元のほうばかり向いてたんだろな……
結果的に冰ちゃんにはじめてをいっぱいあげられることになって良かったね

師尊!師尊!と連呼して抱きついてくるあたりがXでよく見かけていたポメラニアンの発生源なんだろうか……原作でポメ化はさすがにしない……よね?

あとお隣の部屋に冰ちゃんを引っ越させて寝具も用意してあげて、師尊は完全に親のようなポジション&心境になってそうなんだけどこれは恋愛になるんでしょうか
冰ちゃんが押しまくれば流されてくれそうな気配はある

ところで術を伝授してやろうってのに師と呼んでもらえない宣言されて夢魔先輩かわいそう

さはん邦訳&分冊版9話感想 

第三話 好感 2

ストーリーに大幅介入してるのに、冰ちゃんにとっていちばん親しく信頼している者が自分だとまったく気づいてない師尊、やっぱり鈍感受けのスペシャリストの貫禄がある
あの魏嬰だってもしかしてそうかな?くらいの考えに至……らないな、魏嬰も鈍感受けのサラブレッドなので……

錯乱状態の冰ちゃんからの攻撃を打ち返さない師尊はやっぱり根っからのやさしいひとで好きになっちゃうな~~!世の中の理不尽さとかを知りながらも善人であろうとするひとが好きです
冰ちゃんが今までの沈清秋との違いに戸惑いつつもめっちゃ惹かれていくのもむりはないよ
そのまま白蓮華ルートを邁進していってほしいけどもこれはMXTX作品だから……こわ……

>沈清秋は洛氷河の面倒を一生見ることになっても全然OKだった
OKなんだ……師尊も師尊でめちゃくちゃほだされてるけど自覚あるのかな

あと夢魔のひと、冰ちゃんの恋のめばえが一段落するまで待っていてくれたのやさしいね

古いものを表示
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。