またトランプと平仄を合わせて「都民ファースト」を掲げ、関東大震災時の朝鮮人虐殺を否認する小池「極右」都政は3回に渡って都民に「信任」されている。先の都知事選で小池・石丸を合わせた票は、軽く蓮舫の倍は超える。
従って、本質的な問題は東京・横浜・大阪・神戸など都市部に多い大卒民間企業サラリーマン、20代ー40代の、10年以上に渡る「ファシズム」志向。
実際、1930年代ナチスが急速に抬頭した際、中核の支持層は大卒及び自営業。労働者階級は社民と共産。それぞれが3分の1づつ。
ヒトラーも20年代の相対的安定期には一般人からはN国の立花なみの「ゴロツキ」と見られ「鳴かず飛ばず」。
今回「陰謀論」に騙されたことになっている大卒・民間企業の20-40代も公共の場で斎藤の行為を是認することはない。
秘密投票という「匿名」(これ自体は必要)、しかもある程度「勝ち目がある」という情報の拡散(日和見主義)、それに「改革を進める」=「手取りを増やす」の「偽情報」(これには実際騙されている)によって斎藤・石丸支持になだれ込んだ。
死者を出したパワハラに関しては本音は「どうせ被害者は公務員」だから「自分は関係ない」。さらにそれが「フェイク」となれば「良心(あればだが)の呵責」も消失という所だろう。