「ジャニーズ・山下達郎」と京大「ガラパゴス」問題
「ネトウヨ大王」東浩紀に、走り寄っている、元「駒場の神々=後輩女性院生への「イジメ」集団の一人」、宮崎裕助については、先日投稿しました。
この男、「脱構築研究会」なるものを組織し、この秋には東浩紀を顕彰する「シンポジウム」を主催するらしい。スパルタクス君が言っていた「東京のデリダ派」とはこの連中のことなのだろう。
たしかにある世代以下の「デリダ読み」、デリダが「聖書」であることを前提に、それ以外の文化・歴史・政治・社会にまるで「無知」のまま、あれこれテクストをこねくり回す傾向にある。であるから、デリダ派というよりは「デリダ教徒」と呼んだ方がいい。
しかし、日本国憲法では「信教の自由」は保障されているのだがら、これについては、とりたてて問題にするにはあたらない。
ただ、このシンポジウムの登壇者に、佐藤嘉幸という「ザ・80年代現代思想」の男が混じっているのに気がついた。
現在、芸能界では「ジャニーズ・山下達郎」問題が取り沙汰されているらしい。思想業界でもやや類似している京大「ガラパゴス」問題というものがあり、佐藤嘉幸、「ジャニーズ」ならぬ元「ガラパゴス」メンバーであるから、そろそろ何か語るべきことがあるのではないか?
「公然の秘密」としての京大「ガラパゴス」問題
事件化する前には、私は「ジャニー喜田川」と「山下達郎」の名前を聞いたことがなかったと周囲の知人に話したら、「それは芸能界にちょっと疎い」ではなく、「浮世離れ」と言う、と指摘された。
それはともかくとして、私も哲学・思想研究者の端くれ、また若い時には「道場破り」のために全国を放浪した者として、思想業界の内部は多少なりとも知っている。
であるから、「ガラパゴス」=「ジャニーズ」問題は仄聞とは言え、これは複数のソースからのものであり、業界の「公然の秘密」とも言える。
実際、当時の『噂の真相』という雑誌には、そのことをほぼ明示する記事が出たこともあった。ただ、それは「当時の常識」の基準ではスキャンダルにならなかっただけ。
であるから、佐藤嘉幸筑波大学教授、週刊誌スクープになる前に、東大駒場や明治学院の教授といった「ガラパゴス」の後輩のためにも、自らの「証言」として語った方がいいのではないか?
これは当然東浩紀顕彰シンポジウムの前の方がいいだろう。でないと、関係者は混乱して対応に困ることになる。