「ツイッターによって、本当に世間の「多様性」がわかり、これは理想論では政治はできないんだと心底わかった。」by 千葉雅也さん
千葉さん、twitterではわからない「世間」と「社会」のあまりにも重要な「多様性」はあるのです。
「理想論で政治はできない」、一般論としてはそうです。
しかし「理想」がなくとも「政治」はできない。ただの「支配権力闘争」になるだけ。カントも『人倫の形而上学』で「道徳性」と「合法性」の区別を論じていますよね。
公民権運動はまさに「道徳性」と「合法性」の空隙の問題でもあります。
千葉さんはおそらく「2ちゃん」(東的な)ものに慣れ過ぎて、「左派」を小馬鹿にしていい、と思ってらっしゃたのでは?これは「思っている」というより、むしろ身体的な「無意識」の次元でよしょうけれども。
しかし、千葉さんもさすがに今の日本の方向を「是」とはしないでしょうから、これからどんどん多様な「リベラル」や「左派」で出会いになられるといいと思います。
その多様な経験は「創作」にもきっとインスピレーションを与えてくれる筈です。
私の今日のAIと脳科学、身体性の消去についての投稿などは千葉さんにも参考になると思います。(前の投稿には事実上言及してましたよね)。
「門は開かれている」のです。