レナード・バーンスタイン(1918-1980)はアシュケナージ(東欧系ユダヤ人)2世としてマサチューセッツ州に生まれ、作曲家、指揮者として世界的に成功を収めます。
上述のような理由で、ハードな「赤狩り」で屈辱を味わったバーンスタインですが、緊張緩和期には国務省主導の「ソフトパワー」路線に「名士」として協力することを許されます(ちょっと妙な表現ですが、実際そうなのです。バーンスタイン自身も誇りに思っていた)。
またバーンスタインはバイセクシュアルであり、妻の間に3人の子供がありましたが、男性の恋人もいました。
妻に先立たれた後の最後の恋人(男性)は実は日本人でした。
この最後の恋人との関係についての研究書が最近日本語に翻訳されています。
ご関心がある方はご一瞥下さい。