原爆ドーム前のスタンディングに行ってきました。
今日は広島市と広島市議会の対応について公開質問状を提出した、その回答が届き、記者会見を行うことになりました。17時半から、いつものビジルの場所でスタートし、ぼくは18時くらいに到着しました。
いつもの場所に向かっていると、しきりに後ろを見ながらこっちに向かってくる二人がいて、「何だったのか検索してみよう」と言っていました。何かしらのインパクトがあったのかなと思いながら二人とすれ違い、先に進むと、安藤さんが懸命にスピーチをしているところでした。実は30分くらいで終わるのかなと思っていたので、まだ続いていたのは意外でした。
いつも安藤さんは本当に穏やかで、以前しつこく「ハマスがー」って言ってきた人とも丁寧に会話して、ずっと静かに対応していたんですよね、その安藤さんが怒りの声をあげていました。安藤さんの怒りの矛先は、個人には向かわないんですよね、いつも組織や構造に対して怒りの声を上げるんです。ちょっと言い過ぎたかな、と思ったら、バックして訂正して、また先に進む安藤さんのスピーチに、らしいなあと思いながら聞いていました。

で、その時点でぼくはまだ回答を読んでなかったんですよね。湯浅先生に吉美さん、スピーチしませんかと言われたんですが、回答を読んでなかったので、そう言いました。
でね、読んだんですよ、広島市の回答と、市議会の回答を。一読して唖然としました。中身の何もない文章だったので。これを読んでも、「227の市議会や県議会で、停戦や平和的解決、事態の鎮静化を求める決議や意見書が出されて」いるのに、広島市が出せない理由がぼくには見いだせなかったんです。
質問2の回答には大使館あてにすでに「停戦を求める書簡を送付」したとありますが、だからそれで終わりでいいですという話ではないだろうと思うんですよね。令和5年10月12日より、現在の状況はさらにひどくなっています。
また、書簡の内容はわかりませんが、他の質問の返答には「武力衝突」「イスラエルとイスラム組織ハマスとの大規模な戦闘」「イスラエルとパレスチナの武力衝突」などという文言が書かれていることから、そのような認識であることは疑う余地がないように思われます。書簡もそういった認識に基づいたものだったのだろうと推測されます。

福山・盈進中高の生徒たちでも、現在の状況が、戦争ではなくイスラエルによるパレスチナへの虐殺だというのは理解できているにもかかわらず、です。
mainichi.jp/articles/20240216/

世界が注目しているのに、この答えではさすがに情けなくないですか。
「広島の親パレスチナ団体がガザの沈黙を終わらせるよう呼びかける」
newarab.com/news/hiroshima-pro

繰り返しますが、「227の市議会や県議会で、停戦や平和的解決、事態の鎮静化を求める決議や意見書が出されて」いるのに、広島市が出せないのは何故なのか。広島市と他の都市では何が違うのか。論理的に考えるとするならば、広島市は「国際平和文化都市」だからということになってしまいます。
なぜなら、広島市は「国際平和文化都市」だからこそ、他の都市とは違うとアピールしているからです。しかし「国際平和文化都市」だから「停戦や平和的解決、事態の鎮静化を求める決議や意見書」が出せないのだとするならば、その「平和」とは何を意味するのか、何が「平和」だとしているのか、きちんと回答するのが、知的な誠実さだとぼくは考えます。

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ちなみに、湯浅先生が「停戦を求める書簡を送付」したことについて、それまで司会進行のように振舞っていたのに、その書簡を送ったのならば、なぜこのような回答になるのか問いただしたスピーチは圧巻で、きちんと文章にするとおっしゃっていたので、今からそれを読むのが楽しみです。湯浅先生、マジでかっこよかったです。惚れ直しました。闘士として見事だったし、本当に役者が違うなと感じました。この年になって誰かに憧れるとか、こういう人になりたいなんて感じるとは夢にも思ってなかったんですが、ぼくは湯浅先生みたいになりたいです。ああいう人になれたら本当にいいなと思う。
すみません、湯浅先生があまりにかっこよかったので興奮してしまいました。
えーと、ということで、どうか署名と拡散を、よろしくお願いいたします。
change.org/p/広島市と広島市議会はパレスチナのた

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