で、その時点でぼくはまだ回答を読んでなかったんですよね。湯浅先生に吉美さん、スピーチしませんかと言われたんですが、回答を読んでなかったので、そう言いました。
でね、読んだんですよ、広島市の回答と、市議会の回答を。一読して唖然としました。中身の何もない文章だったので。これを読んでも、「227の市議会や県議会で、停戦や平和的解決、事態の鎮静化を求める決議や意見書が出されて」いるのに、広島市が出せない理由がぼくには見いだせなかったんです。
質問2の回答には大使館あてにすでに「停戦を求める書簡を送付」したとありますが、だからそれで終わりでいいですという話ではないだろうと思うんですよね。令和5年10月12日より、現在の状況はさらにひどくなっています。
また、書簡の内容はわかりませんが、他の質問の返答には「武力衝突」「イスラエルとイスラム組織ハマスとの大規模な戦闘」「イスラエルとパレスチナの武力衝突」などという文言が書かれていることから、そのような認識であることは疑う余地がないように思われます。書簡もそういった認識に基づいたものだったのだろうと推測されます。
世界が注目しているのに、この答えではさすがに情けなくないですか。
「広島の親パレスチナ団体がガザの沈黙を終わらせるよう呼びかける」
https://www.newarab.com/news/hiroshima-pro-palestine-group-call-end-gaza-silence
繰り返しますが、「227の市議会や県議会で、停戦や平和的解決、事態の鎮静化を求める決議や意見書が出されて」いるのに、広島市が出せないのは何故なのか。広島市と他の都市では何が違うのか。論理的に考えるとするならば、広島市は「国際平和文化都市」だからということになってしまいます。
なぜなら、広島市は「国際平和文化都市」だからこそ、他の都市とは違うとアピールしているからです。しかし「国際平和文化都市」だから「停戦や平和的解決、事態の鎮静化を求める決議や意見書」が出せないのだとするならば、その「平和」とは何を意味するのか、何が「平和」だとしているのか、きちんと回答するのが、知的な誠実さだとぼくは考えます。
ちなみに、湯浅先生が「停戦を求める書簡を送付」したことについて、それまで司会進行のように振舞っていたのに、その書簡を送ったのならば、なぜこのような回答になるのか問いただしたスピーチは圧巻で、きちんと文章にするとおっしゃっていたので、今からそれを読むのが楽しみです。湯浅先生、マジでかっこよかったです。惚れ直しました。闘士として見事だったし、本当に役者が違うなと感じました。この年になって誰かに憧れるとか、こういう人になりたいなんて感じるとは夢にも思ってなかったんですが、ぼくは湯浅先生みたいになりたいです。ああいう人になれたら本当にいいなと思う。
すみません、湯浅先生があまりにかっこよかったので興奮してしまいました。
えーと、ということで、どうか署名と拡散を、よろしくお願いいたします。
https://www.change.org/p/広島市と広島市議会はパレスチナのために行動して下さい-今こそ-国際平和文化都市-が行動すべき時です?recruiter=83118199&utm_source=share_petition&utm_medium=twitter&utm_campaign=psf_combo_share_initial&utm_term=psf_combo_share_initial&recruited_by_id=ec8710ba-1e1b-49e8-8d88-c526c559ce03
福山・盈進中高の生徒たちでも、現在の状況が、戦争ではなくイスラエルによるパレスチナへの虐殺だというのは理解できているにもかかわらず、です。
https://mainichi.jp/articles/20240216/ddl/k34/040/247000c