原爆ドーム前のスタンディングに行ってきました。
昨日のことを書いてないので、まずはそっちから。
少人数でのスタンディングだったんですが、何しろ特筆すべきは同期の岡崎さんが、少し離れた本通りでずっとチラシを配っていたことです。しかもお一人で。雨上がりでね、結構寒かったんですが、後から合流した岡崎さんにお聞きしたところ、「楽しかったですよ」と笑顔で報告してくださいました。前日のデモのときもね、岡崎さんはチラシを配る係をやってて、こういう人がいるからデモも盛り上がるんだよなと思いました。岡崎さん、ぼくの目にはチラシ配りのプロに見えるんです。というのも、こちらに背を向けていて、もう公園の敷地内から出そうな人を追いかけて、まんまと手渡しちゃうことがあるんですね。ぼくだったら間に合わなかったなと思うタイミングなのに行くんですよね。「あのタイミングで行くのすごいすね」と伺ったところ、「帰って読むかもしれないので」と当然のようにおっしゃって、最高だなと思いました。カッコいいです、岡崎さん。
あと、デモの後日談で、遠方からいらっしゃった外国人のかたが車をどこに駐車したかわからなくなったと相談され、スタンディングに参加されているかたが一緒に探したそうです。土地勘がなく、町名しかわからない状態だったそうで、手がかりは少し歩いたところで撮影した写真のみだったらしい。ちょっとした日常のミステリですね。笑ってしまった。そこから得た教訓があって、「見知らぬ土地で車を停めたら、写真撮影をしろ」だそうです。確かにー。スタンディングに行くとためになる知識を得られますね。
でもって、本日は昨日とは打って変わって、多くの人が集まっていました。
レベッカさんがシャンパンっぽい瓶に入ったリンゴジュースをみんなに配って、伊藤忠のボイコットが成功したことを祝して乾杯しました。特に、伊藤忠アクションに参加した人たちの笑顔が素敵でした。参加者のお一人だったセーラーかんな子さんに、広島のアクションはアートっぽかったですよねとお聞きしたところ、レベッカさんが海外のプロテストの映像を共有してくれて、そこから発想を得たのだと教えてくださいました。
なんというか、上司が部下に指導するような感じに見えて、ずいぶんと嫌な感じでした。で、田中さんに、若いアクティビストってそういう経験ってよくあるんですかとお聞きしたんです。すると、やはり、そういうのはあります、というお答えでした。なんていうか、年配のおっさんは本当にだめですよね、すみません、という気持ちになりますね。申し訳ない。こういうのは人の振り見て我が振り直せだと思って肝に命じなくてはと思います。
スタンディングに行くようになって何度も思ったんですが、今の若い人は本当に素晴らしいので、もっとお話をうかがってみたいなと思うことが多いです。そう思える機会があることが、ありがたいなと思います。他のイベントに参加したから思うんですが、原爆ドーム前のスタンディングに参加する人は若い人が多い。滅多にない、まれなことだと思います。
同期の岡崎さんが「私はビジルのみんなのファンなんです」とおっしゃっていたんですが、それ本当にそうだなとぼくも感じます。ぼくもみんなのファンだなあと。一緒にがんばれるのを誇りに思っています。
#StopGazaGenocide