講演では、ハン・ガン氏は彼女の作品の構想の過程が、彼女自身の私的現実と彼女の国の歴史的現実への問いであることを彼女は語っていた。そして、もう一つ、今2024年12月という現在の世界的現実が暗喩として語られている、と僕は強く感じた。
https://note.com/yoshilog/n/n9b563f57449b
「アサドの退陣を望んでいたシリア人が大勢いたのは明らかだし、アサドと戦うために米帝とは無関係な独自の理由を持っていた人たちも大勢いたのも明らかだ。この明白な事実と、2011年の暴力が始まった当初から、アメリカの中央集権的な権力構造がシリアに深く入り込んでおり、その関与が今日のような事態を招いたという、十分に文書化された現実との間に矛盾はない」。
https://note.com/yoshilog/n/nbc705bca244b
「この明白な事実と、2011年の暴力が始まった当初から、アメリカの中央集権的な権力構造がシリアに深く入り込んでおり、その関与が今日のような事態を招いたという、十分に文書化された現実との間に矛盾はない」。
https://note.com/yoshilog/n/nbc705bca244b
シリアの状況を見る際に最も重要なことは、アサド政権の独裁やそれに対する民主化運動は、アメリカやイスラエルがシリアを爆撃し、破壊し、人々を殺し、政権を転覆することの正当化には一切ならないということだ。それらは単に後付けのコスメティックに過ぎない。
https://note.com/yoshilog/n/n5cf32e6d142c
また同じことが繰り返されている。いや、シリアのことを言ってるのではない。日本語メディアにまるめこまれる人たちのことだ。2022年のウクライナ時とまったく同じだ。ロシア憎しで一斉に噴き上げ、今またシリアを巡って噴き上げる。
https://note.com/yoshilog/n/nef078f241a87
「大手保険企業のCEOが、覆面をした襲撃者によって射殺された。この出来事は、米国の虐待的な医療制度や、それを利用して巨万の富を築くソシオパス的な利益追求者たちのもとで苦しんできた多くのアメリカ人にとって、ある種の喜びをもたらした」。
https://note.com/yoshilog/n/nb03b8f7233f2
韓国の戒厳令事件を拾って、今YouTubeのあちこちの日本語チャンネルでバカさかげんが炸裂してるよ。「テロリストが攻めてきたらどうするんだ?➡︎緊急事態条項が要る」というストーリーラインを死守する契約って儲かるんだろうな。
戒厳令や緊急事態条項と呼ばれるものの本質は国家緊急権だよ。つまり憲法停止。
国家というものは、憲法停止などしなくても緊急事態に対処出来るように法整備をする。日本でさえ、色々と整備している(挿絵↓)。
能登災害に典型的に現れたように、日本政府の無能さのせいで、宝の持ち腐れになってしまうのは政治の問題であり、制度の問題ではない。
欧米の国がテロリストにやられたからと言って、いちいち憲法を停止するか?そういう事態を想定して対処する法制度を起動させるだけだろ。
今持ってるものもろくに使えず、もっといいおもちゃが欲しいとねだるガキのような論客、学者、政治家、インフルエンサー、テレビ司会者、お笑いタレントに溢れかえる日本のYouTube。この国は終わってもしょうがない。
全部いっしょくたになって第三次世界大戦に収斂していく途中のようなので、全部一つの弁当箱に詰めました。
https://digital-humanities.space/live-72-2024-in-a-lunchbox/
韓国も日本と似た状況だ。韓国と日本が手を組んでアメリカを追い出せばいいんだよ。北朝鮮との疑心暗鬼の関係も氷解する。中国の東アジア親米勢力に対する猜疑も無駄になって、アメリカの存在一つでいがみ合いをさせられてる東アジアの環境が一気に改善する。武器持って睨み合うほど稚拙な外交はない。
リンダさんが背もたれに体重をあずけて、何かを諦観したかのように座っている様子を見た時、それを見ている自分の周りの空気が固まった。聡明な彼女はこのアメリカのポジションが何を意味するか完璧に理解しているはずだ。さらに多くの人が殺されるということを。
https://note.com/yoshilog/n/nc6b2902b6917
ICJはこの学説を完全否定している。結局、ガザ停戦を決定した安保理決議2728号に拘束力はないという米国の主張には根拠がない。あるのは、法理でも正義でもなく、米国のなまの力。覇権に正義はないという多くの国とそれに抵抗する覇権が衝突するのが人類の現在地と言える。
https://note.com/yoshilog/n/nc6b2902b6917
「反ジェノサイド・親パレスチナと、反ユダヤ主義は全く違うものです。彼らが反対しているのは、イスラエルによる虐殺であって、ユダヤ人であることではない。にも関わらず、反ユダヤ主義という名目で欧米政府は暴力的に反ジェノサイド・親パレスチナの運動を弾圧している」。
https://note.com/yoshilog/n/n7aebe7aa4b9e
ネタニヤフを逮捕した国には爆撃も辞さぬってことだよ。
「ハーグ侵略法」、正式名称「アメリカ軍人保護法」は、国際刑事裁判所によって、あるいは国際刑事裁判所の要請によって「拘束または投獄された米国または同盟国の人物を解放するために、あらゆる手段を講じる権限」を大統領に与えています。
https://note.com/yoshilog/n/n38fc58a005df
【シリア】
「ロシアがウクライナで手一杯になり、ヒズボラがイスラエルによって指導層を失ったことで、シリアが再び同じ西側の帝国主義的な勢力が長年続けてきた政権交代(regime change)のアジェンダにさらされているのは、あまりに都合が良い。」
#シリア
https://note.com/yoshilog/n/n6e1978172c7a
日米英の教育機関で放蕩した。P2からD1まで国連で26年働いた。仕事のほとんどは戦場だった。難民保護、人道支援、平和維持活動、対テロ対策、平和安全保障センター長、ブロックチェーン顧問などの仕事を経て、 2019年国連を退職した。大阪大学大学院招聘教授。著書『カブールノート』幻冬舎2001年。
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