「強い男性は英雄になれるが、強い女性は疑いをかけられる。女性スポーツの歴史は30年代から現代に至るまで"本物の女性なのか"という嫌疑との戦いと共にある」と、授業で必ず語るようにしている。
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男性選手がこのような検査を受けることはほとんどなく、社会一般からもスポーツや身体活動で成功することを期待されている。私たちの社会に深く根付いた性差別によって、女性アスリートのパフォーマンスや外見に厳しい目が向けられている一面は否めない。女性がトップレベルのパフォーマンスを発揮すると、“男性的”と見なされることがよくあるが、これは男性は身体的に優位であり、女性はそれと比較し弱くおとなしく、全体的に能力が劣っているという長年の偏見によるものといえるだろう。
https://www.vogue.co.jp/article/imane-khelif-paris-2024-olympics
女子ボクシングの選手の性別をめぐって外野が「騒動」を起こしているる件。
スポーツとジェンダーの歴史が専門の來田(らいた)さんが朝日新聞の取材に応えています。
➤プレゼント機能を使ったので、8月4日 21:22まで全文無料で読めます。
「騒動」の発端がトランス憎悪に駆られた右派の誤情報拡散であったことふくめ、トランスジェンダーとスポーツという切り口としては奥歯に物が挟まったような記事にも感じられますが、スポーツを「性別」で分けること以前に、そもそも「女性」がスポーツから排除されてきた歴史があること、そして女性アスリートに対する人権侵害もというべき「性別確認」の経緯があること、また昨今のオリンピックがどのようなスタンスで「性別」をめぐる問いに取り組んできたのかなど。今回の件に少しでも関心のある方には、まず落ち着いて目を通してほしい記事です。
https://digital.asahi.com/articles/ASS824QVRS82OXIE02HM.html?ptoken=01J4C312RBEGTHEMJNQZTTGRPN
〈続き〉
これは(競技)スポーツに支配的な自然/不自然な身体のあり方を決定しているのが誰なのか、そうした規制はなぜ(特に途上国の)女子選手にばかり(チャンド、セメンヤ)かかるのか(疑われた"選手は、性器の形状や毛の生え方まで検査されている)という点で、言わずもがな「女性」の範囲を決定しようとする権力に対するジェンダー、フェミニズムのテーマである。トランス排除の理論に利用している場合ではない。
喜んでヘラヘラやっているうちに、味方のはずの誰かがくるりと振り向いて「そういえば君も関節がでかいね」「腕に血管が浮いてるね」「なんだか骨盤が狭い気がする」と問い始めるのは自明ではないか。そのときになって「何言ってんの、そういう女だっているよ」と言い始めても遅いのである。
ローリングが焚き付けて日本の悪質なアカウントも追随している、パリ五輪の「トランス女性選手」叩きが止まらない.....が、今回の五輪にトランス女性の選手は参加していない(https://www.thenation.com/article/society/trans-athletes-paris-olympics/?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR0txjI83L7yX9vIKFX6RTWPtntsf-BvKIgQwIPmMjyE1aryeW5iJ3TFAJo_aem_yPIxSnCzi9THKE60NFXQ7g)。
たかだかテストステロン値が過去に引っかかっただけの女子選手が、世界中から「男だ」と糾弾されているのは凄まじい光景だ。そもそもなぜ、赤血球が多くて疲れにくいマンティランタは「ラッキーな遺伝的体質」なのに、身長2m超えのバスケ選手はアンフェアとは言われないのに、同じ「自然」な体質の女子選手は「逆ドーピング」をしてまでT値を下げろと求められるのか。〈続く〉
2024年のパリ夏季オリンピックでは、LGBTQであることを公表したオリンピック選手の数が前回(東京)を上回り、記録を更新。「Outsports」の調べでは、ゲイ、レズビアン、バイ+、トランスジェンダー、クィア、ノンバイナリーであることを公表している選手が191人出場しているとのこと(まだ増えるかも)。女性が9対1の割合で圧倒的に多いというのも興味深いところ。国によっても差があり、やはり受容がカミングアウトできるかどうかを左右しているのかな。 #LGBTQ
https://www.outsports.com/2024/7/28/24098536/2024-summer-olympics-paris-record-lgbtq-out-athletes/
貢茶(ゴンチャ)は美味いが、警察法立案のとき真っ先に賛成に回って香港市民の弾圧に協力した企業なので、あれ以来私は買ってないし買わないつもり。
パレスチナ連帯でスタバを不買/ボイコットする人が増えたのは嬉しいよ。だけど、「スタバやめて代わりにゴンチャ飲もう!」的な呼びかけが散見されるのも事実なので、いやそれはそれで問題あるんやで……と思っている。
ガザ市民が弾圧されていることにはアンテナを張っていて弾圧に協力してる企業をボイコットしていても、お隣の国しかも日本の侵略戦争による分断が色濃く影響している地域で、香港市民が弾圧されていることは全く知らないまま調べもせず市民弾圧に協力した企業の商品買ってしまえるの、やっぱり歪だと思う。ゴンチャ飲んでおいて反植民地主義も弾圧反対もないだろう。
島根県 丸山達也知事
「けっこう世の中では石丸さんに注目が集まっていますが、私は蓮舫さんにもっと注目すべきだと思っていて、3位になった蓮舫さんが選挙が終わっても、なおこれだけ理不尽なバッシングを受けているというのが一番特徴だと思います。」
「なぜ女性が勢いよく物事の問題点を力強く指摘するとそういうバッシングを受けるのか、これは本当に日本社会考えないといけない。私は女性への蔑視や差別に近いと思いますよ」
と、述べ、さらに蓮舫さんに注目したポイントとして…
「対立陣営の方々です。勝った側の人が負けた側の戦略がおかしいとかアドバイスしているように見えるけど、蓮舫さんって勝った側の人たちからするとものすごい警戒感、脅威なんだなと。蓮舫さんのスタイルを恐れていないとここまで一生懸命叩かないので」
と、性差別と蓮舫さんの存在の大きさが、一連のバッシングの背景にあると話しました。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1291815
丸山知事、流石である👍
よよよ