阪急2000系の昇圧について
即応車にしたがった理由として、改造後から昇圧まではしばらく600Vのまま使うことを見込んでいたためでしょう
(実際に昇圧改造第1号の2068F+2070F6連は1965年竣工し、1967年の昇圧まで600Vで運行)
しかも改造を正雀工場で行って、試運転を1500Vの京都線で行ったあと、神戸線に帰すにあたっては600Vに戻す必要があったので、そのたびに回路を変更するのも非常に面倒だったんでしょうね
複電圧にするならまだしも、費用がかさむ上にいずれ600Vは廃止予定
しかも毎日切替するわけでもないから、即応車というかたちに落ち着いた?