憂国のモリアーティ「大英帝国の醜聞」篇、ミュージカル、アニメ、原作、舞台と見て、舞台の質感が(構成の都合上)知らないやつすぎて手叩いて面白がってる人間なんだけど、原作(あとアニメ)を念頭に置いて考えると、多分ミュの質感も原作とはそれなりに距離がある いや、「闇への扉がいま開く」聞いてて「そうだその先にあいつがいるんだ」!?になっており 別にお兄さんそういうことが言いたかったわけではないと思うよ!?!?

まぁop.2、そもそも「この世界を」が形になるのが原作のペースから考えると早いか、それかミュじゃないとああして形にならないか、なのかな…なんてことは思ったりする

ステはさ…そこに至るまでのウィリアムとシャーロックの邂逅シーンを一切、船から研究から二人の探偵に至るまで、ほんとに何から何までやらないで醜聞やるから……そりゃ別物ですよ 一周まわってあそこで「犯罪卿」って言葉がシャーロックの口から出たのが唐突までありますからね 片やミュがあれ、片やステがこれですよ なんならここで初めて「あ、この世界でもシャーロック・ホームズの(にとっての、と表現する方が適切か OPで「シャーロック・ホームズの敵の話」とは言ってるから…ウィリアムが…)宿敵は犯罪卿なんだ…」って、ちゃんと分かるシーンだと言えますからね いや、原典がそうなんだからそうだろって言ったらそうでしょうけど 原作がそれでミュがあれ(まぁこの時点ではop.2の上演はまだだが…)の中こうなるの、ほんとに面白い…

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結果としてステの醜聞取引がほんっっとにビジネスライクなThe 取引って感じになってたのめちゃくちゃツボなんだよな…ミュの質感はまぁちょっと例外的なしっとり具合なのでその辺は置いとくとしても(「I hope/ I will」は原作でもアニメでも、少なくともあの時点で出てくるとはちょっと考えにくいんだわ)、原作やアニメでももうちょいなんかこう、あったよ、何かしらの感情が…!という感じで、やっぱ知らんやつなんだよな… 舞台上で起きた出来事からするとあれがあの時点での適解なのは分かるので、面白さに拍車をかけてくる

アニメの醜聞取引はあれなんだよな…女をやり取りする男男みがいちばん強いというか… そう考えると、ステ、ドライさが強くてその色すら薄くないか…??というのがおもろいんだよな… セジウィックの「男同士の絆」で中心になってる三角形の構図がハマりやすそうなのはアニメ醜聞な気がする……という所感 とはいえ、あくまでこの部分だけを(もちろんある程度前までの流れは踏まえつつだが)切り取ったら、という話ですが

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