>「サルペトリエール施療院は、いわば女の地獄、苦痛の都だった」
ユベルマン『ヒステリーの発明 シャルコーとサルペトリエール写真図像集』〈上・下〉が好きで、煽情的にネットにUPされる公衆トイレやオールジェンダートイレの不安定なスナップ写真が、悲しむべきは多くの人には虐待の事実と犯罪現場の明白な証拠写真で、いままさに「女」の消滅が写っているはらはらする見世物なんでしょう。と、イライラと思う事にしてます。
写真に写ったものは存在する。写真には見えるものも見えないもの全てが存在している。という辺りは、最近やっと読んだ『写真のボーダーランド-X線・心霊写真・念』でも。いや想起するにももっと楽しいことあるでしょ神智学とか…
『ヒステリーの発明』ぽわっぽわにしか読めないので、「あとがき イメージと病/悪」“昇華”わからな過ぎて(フロイトめ…)丸焦げになったことと、作者が“フェミニスト書店のカフェのチョコケーキが美味しかった”と執筆当時を回想している箇所がうらやましかったことしか覚えてません(エトセトラブックスの近くDAITA STOREのタルトは美味しいです)