うーーーん本当に余韻がすごくて何も出来ない
まさに今人類が滅亡の途上にあるのかもしれないという視点からすれば、正直あのラストは優しすぎる、希望に溢れすぎたお花畑なエンディングなわけで、そのシナリオ上の優しさやすがりつくような祈りがまた沁みる
未来の世代は強く適応して生き延びてくれるという希望 祈り
そこで大人たちが残そうとするのが教育であることが本当に切なくて味わい深い
そして、与えられてきた愛情をそのまま天真爛漫に返すあの子が本当に切なくて愛おしい
これ、毒ガスの方の「ザ・ミスト」のエンディングもそうだったけど、「この子はこれしか知らないんだから苦しみにはなっていないよ」という大人にとっての慰めが百倍返しで大人に返ってくるこの感じ、この映画も、ミストも、作った人は子供のことを真剣に考える人なのだろうなあと思う
あっ大事なことを書き忘れていた
犬と猫が悲惨な目に遭いますが物語上必要な展開で描写もさらりと抑えられているので、そういうのが駄目な私も一応流せるレベルでした