シティ・アドベンチャー・ターンになってからは可哀想さよりも恐ろしさが勝ってきたけど、これハッピーエンドにならなかったらきつすぎる
うーーーん本当に余韻がすごくて何も出来ない
まさに今人類が滅亡の途上にあるのかもしれないという視点からすれば、正直あのラストは優しすぎる、希望に溢れすぎたお花畑なエンディングなわけで、そのシナリオ上の優しさやすがりつくような祈りがまた沁みる
未来の世代は強く適応して生き延びてくれるという希望 祈り
そこで大人たちが残そうとするのが教育であることが本当に切なくて味わい深い
そして、与えられてきた愛情をそのまま天真爛漫に返すあの子が本当に切なくて愛おしい
これ、毒ガスの方の「ザ・ミスト」のエンディングもそうだったけど、「この子はこれしか知らないんだから苦しみにはなっていないよ」という大人にとっての慰めが百倍返しで大人に返ってくるこの感じ、この映画も、ミストも、作った人は子供のことを真剣に考える人なのだろうなあと思う
「ディストピア パンドラの少女」
きつすぎる映画だったけど面白かったし、最高にすごいエンディングだったし、多分映画の中の子にとってはハッピーエンドで、よかったねって思うんだけどめっちゃ悲しくてずっと泣いてる
すごい映画だったな……これほんとすごかった
最高のサバイバル映画だったし、ゾンビアポカリプス映画だったし、愛情についての物語でもあった
最後にまたタイトルがズーンと来るな……
久々に今年ベストに入る映画だった