V&AのDIVA展を見てきた!
"DIVA"という切り口から歌手やスターとフェミニズムの歴史を振り返る展示で、ヘッドホンでそれぞれのコーナーを表す音楽を聴きながら回るのは楽しい体験だった。
それぞれの時代の女性の見られ方・ロールと表現は不可分であることを改めて思い知った。特に「最初は(主にオペラでの)悲劇的な役が多く、そこからファムファタールを経由して自立的な役も出てくるように」という流れはなるほどなあと…。
あと単に女性の〜というところにはとどまらないクィアな視点があったのもすごく良かった!フレディマーキュリー、プリンス、ルポール、リルナズへの言及は、一瞬意外に思ったけど心底納得した。ルポールの映像展示すごく面白かったな(ドラァグクイーンの文脈でどんなDIVAたちがインスパイアしてきたか、みたいな視点だった)。
歴史は過去の点ではなくて今につながる線だということ、わたしもその線の上を歩いてきてこれからも歩いていくこと、そういう連続性を感じながら、これからもDIVAたちの音楽を愛していこうな…という気持ちになりました🫶

ダルウィッチでルーベンス展見てきた。
「ルーベンスが描く女性」というテーマで、特に女性たちの手の描き方が印象に残る絵が多かったな。こじんまりとした展覧会だったけど、習作のスケッチから大きな油絵まで幅広く、面白い展示で会期終わる前に行けて良かった!

ナショナルギャラリーでFrans Hals展に行ってきた!明るい人物画のイメージが強くて、どこの美術館に行っても彼の絵に会うとちょっと微笑んでしまうような感じがあるんだけど、色んな時代・主題の彼の作品をまとめてたくさん見る機会は貴重で面白かった〜。

彼の絵の不思議なのは、絵というよりも写真を見る感覚に近くなるところだなと。写実的なリアルさ、いうことではなくて、モデルにまなざされているような感覚を得られるし、そこに対話があるように思えるんですよね。その対話も、私自身というよりかは画家とモデルとの間のコミュニケーションのような気がして、ちょっとカッコつけて照れてたりとか、“こういう風に描いて欲しい“みたいなモデル側の思惑だったりとか、そういうものがそのまま出てくる感じ。ただ、比較的高い身分の人の肖像画はそうでもないケースもあったり笑。一般の人たちや子どもたちに特にそれを感じたなあ。椅子を傾けて座ってる人とは友だちになれそうだった。

平日だし空いてるかな〜と思ったけど、当たり前のように混雑してて、人気の高さを思い知りました…ナメててごめん…良い展示だった!

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