今はもう他界した叔父について、父から相談を受けたときに、話を聞く限りでは叔父は明らかに統合失調症で、医師はそれを理解していて叔父に伝えていないか、ヤブ医者にかかっているのかのどちらかなので、兄として責任を持って、いますぐ叔父がかかっている医者に行ってそれを確認してこい、と、どやしつけたことがある。結果としては前者で、医師は叔父が統合失調症であると理解していたが、叔父に対する周囲の支援も見込めない状況であったので苦労していた。叔父から見て兄 (私の父) と甥 (私) というセーフティ・ネットが機能したのでまだよかったが結局寝タバコで死んだ。
「今日死んでも構わないと思ってる部下に対して、上司は、何をすれば、やる気を出させられるのか?」
問いの立て方自体が旧日本軍みたいだなあ。精神論というか……。「やる気」云々は最後に来る要素で、簡単に穴埋めをしていけば80点が取れる書類テンプレートを用意しておくとか、そもそも書類仕事をさせないとか、環境を整え尽くしてから最後に出てくるのが「やる気」の問題で、上司の仕事はまず環境を整えることなので、こりゃ上司の方にまだやるべきことがあるよ。竹槍で B29 を落とせ、みたいなことを言う前に高射砲を持ってくる、更にいうと先に空軍に B29 を撃墜させる、もっといえば敵基地を破壊しておくのが上司の仕事だろう。
計算機科学者あがりの企業経営者.何でも屋.田舎芝居の座頭.市況が悪くて困っています.