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アキ・カウリスマキの『枯れ葉』を観ました。スーパーのバイトをクビになった女とアル中の男の出会い、馴れ初め、共に歩むまでを淡々と描いた作品だった。初デートに『デッドドントダイ』(クソ映画)を観に行った後の感想や、着信音が鳴る電話に「出て」と保護犬(超かわいい)に無理なお願いをする女、そしてラストの退院した男の歩幅を合わせることなく犬とすたすたと歩いてゆき、男が松葉杖をついてあせあせと追いかけてゆくさま、しみじみと良いなぁと思いました。正しく「愛すべきカウリスマキ」の映画だった。

『オッペンハイマー』を観ました。原子爆弾は原子核の「連鎖反応」(核分裂)、というワードから連想されるように、オッペンハイマーやその周囲の科学者たちが追求してきた"美しい"数式・理論が、WWIIにおける技術革新の飛躍と国家的兵器開発競争の連鎖反応でどんどん己の手中に収まるものでなくなってゆき、「おぞましい新世界」の幕開けをしてしまった、その抗えない「どうしようもなさ」を描いた作品だった。そして、その後の「赤狩り」の諮問シーンが入ることで、それが後世の彼の「語り」なのだと判明することによって、ノーランお約束の「過去・現在・未来」の三部構成の物語なのだとわかる、国家・思想・政略の入り乱れた激動のアメリカを見せられる、とても見応えのある作品でした。

隣の宿が水曜どうでしょう原付日本列島制覇のロケ地なのが秘湯にまで足を運ばせたかった理由でした。🍧早食い対決した道の駅も寄れたので良かった。

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龍神温泉に行ってきました。渓流沿いの川の音が聞こえてくる温泉で、ご飯もたらふく食べた🍚 人気もない山奥の秘湯で、かなり良かった。

修学院離宮、かなり良かった。皇室領の庭園なのに中に近所の人たちの田んぼがある(実際に見学中軽トラが走ってった)

彼氏から北海道土産とホワイトデーを貰った。

そういえば今週限定上映だった『ナイトオンザプラネット』をギリギリ観に行きました。「5つの国で展開される深夜のタクシー運転手とその乗客の会話」にひたすら焦点を当てた作品なのですが、相変わらずのジャームッシュハチャメチャブラックコメディが炸裂しておりニコニコになっちゃった(ex.デッドドントダイ) 安っぽい造りが味になる謎の監督。

三宅唱監督『夜明けのすべて』、ほんとうに大傑作すぎて参った。年間ベストどころか邦画ベストに入ってしまうくらいに良かった………

カラオケ行こ!観ました。あくまでも漫画版と実写版は"別物"になっていたけど、1冊分の漫画を110分の映画にするための"行間"の埋め方が巧いな〜〜〜という気持ちになった そして『紅』を基軸にした「子どもが大人になる」その瞬間、ある種の「処女性」のようなものが、3年間の学生生活の総括のような大会ではなく、ぽっと出のヤクザに全て捧げられる、という描写がめちゃくちゃ強くなっており、成田狂児お前お前お前ーーーーーッ!!!!!!!と叫びたくなりました。

ゲゲゲの謎を観ました。「戦後」という舞台設定の中で「残された者に未来を託す」というテーマ設定はとても良かったのですが、展開が急速なのに伴う人物関係の描写不足がずっと尾を引いて終盤のカタルシスがどこか薄かったかなと思いました。個人的にバトルシーンより水木と沙代の描写にもっと重きを置いてほしかった。

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