趣味活動継続のための選択と集中①
・自分の強みと関心分野を意識する
「種」という面では大型類人をはじめとする霊長類全般。海洋生物ではスナメリ、セイウチ、棘皮動物。爬虫類や両生類、魚類にはマニアックな関心はない。以前は特殊な生態を持つ哺乳動物全般に関心があったが、霊長類に関心領域は絞られつつある。
「着眼点」という面では、動物園史、動物園の地域やアーティストとの他分野連携、研究者のアウトリーチの場としての動物園、動物園水族館の持続可能な財務モデルが大きな関心領域。動物福祉や保全といったJAZAが掲げる従来からの命題や、メディアの動物表象、動物観を巡る問題、エキゾチックペットの飼育規制にも関心はあるものの、前者の関心分野が優先する。
ホンムがゲキムなのであれだけど文フリに向けた動きもあるんだよな
今度霊長類フリーマガジン出すなら誰かと一緒に動物園に行った時のことをエッセイ形式でつらつら綴った「WE ZOO ウィズー」ってコンセプトでいきましょう
動物園の資金調達に関するウェビナーを観ながら、「こんな動物園はイヤだ:『コスパ動物園』」という小咄を思いついた。
世界各地の動物園に蓄積されたデータから、種別の飼育費用と「観客誘引率」を算出し、もっともその費用対効果=コスパがいい動物だけを集めた動物園。最大限合理的な経営を行うことで生み出した富をたとえば生物多様性保全に活用します、と打ち出し社会的意義をアピール。しかし、生物種を生産性で序列化するのは種差別だ、とアニマルライツ系の団体から非難される。どうする経営者?というおはなし。
経営組織としての動物園については個人的にも随分考えてきたし、お金がなければ動物たちの幸せな暮らしを維持することはできない、自然環境を保全することもできないというのは道理なのだけど。なんだろう、すごく個人的には、あまりお金の匂いがぷんぷんする動物園には行きたくないかなぁ。
わざわざ家から遠く離れた動物園に行って、好きな動物を見て帰るという行為自体、経済合理的に考えればすごく「コスパ&タイパ」の悪い行為だと思うし(もっといえば遠くの園館への訪問を繰り返すのは環境負荷も高い気がしていて、最近は自分もまた当事者である「動物園遠征」の功罪についても考えていますが、それはまた別の話。)
あなたはどう考えますか?コスパと動物園。
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