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動物園の資金調達に関するウェビナーを観ながら、「こんな動物園はイヤだ:『コスパ動物園』」という小咄を思いついた。

世界各地の動物園に蓄積されたデータから、種別の飼育費用と「観客誘引率」を算出し、もっともその費用対効果=コスパがいい動物だけを集めた動物園。最大限合理的な経営を行うことで生み出した富をたとえば生物多様性保全に活用します、と打ち出し社会的意義をアピール。しかし、生物種を生産性で序列化するのは種差別だ、とアニマルライツ系の団体から非難される。どうする経営者?というおはなし。

経営組織としての動物園については個人的にも随分考えてきたし、お金がなければ動物たちの幸せな暮らしを維持することはできない、自然環境を保全することもできないというのは道理なのだけど。なんだろう、すごく個人的には、あまりお金の匂いがぷんぷんする動物園には行きたくないかなぁ。
わざわざ家から遠く離れた動物園に行って、好きな動物を見て帰るという行為自体、経済合理的に考えればすごく「コスパ&タイパ」の悪い行為だと思うし(もっといえば遠くの園館への訪問を繰り返すのは環境負荷も高い気がしていて、最近は自分もまた当事者である「動物園遠征」の功罪についても考えていますが、それはまた別の話。)

あなたはどう考えますか?コスパと動物園。

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