Blueskyの未来はソーシャルメディアの追憶のなかにある https://wired.jp/article/blueskys-future-is-social-medias-past/
あとで読む
そう言えば
今週の北船場界隈(北浜駅〜淀屋橋駅周辺)では、船場商人の家に代々伝わる雛人形を各所で展示するイベントが開催されてました。画像は三菱UFJ銀行大阪本店のロビーに飾られてた雛人形ですが、この近所の芝川ビルでは、芝川家の四姉妹それぞれの雛人形というのが一挙に展示されており、雛壇の段数もさることながら、おままごと用(?)ミニ食器が何十脚も付属品になってたりと、庶民とはレベチ過ぎて、やっぱり船場の大金持ちは違うなぁと呆然しきり(芝川ビルのは撮影禁止だったので画像なし)。
中之島美術館での「大阪の日本画」展で「船場派」という新たなエコールが爆誕したり、「決定版! 大阪の女性画家たち」展でこのあたり生まれの女性たちが意外と画業に参入していたことに光が当てられるなど、船場の大金持ちへの解像度が上がる機会が続く中、それらの展覧会の外伝として、オモロ
若干ゃ
「京都市にだまされた」 地下鉄が来ず、大学が逃げた街「洛西ニュータウン」は再生できるのか(Merkmal) https://news.yahoo.co.jp/articles/2f56208c13132f908f2cf2e3ec8ee14dc0882882?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20240302&ctg=bus&bt=tw_up
人口は今や計画時の半分ほど、昨年京都市立芸術大学も移転したことで(若者人口の)さらなる減少が懸念されている洛西ニュータウンの現状についての記事。ここでは地下鉄東西線が結局延長されなかったことに起因する交通の便の悪さが指摘されてますが、それ以上にそもそも京都市なのがアカンのではとは、昔からまことしやかに言われてることは指摘されるべきでしょうね
当時うっすら知り合いだった中京区民(CV:池田海咲)「京都市は広すぎるので、山科と伏見と桂は切り離した方がええんとちゃいますやろか。まぁうちらは昔からあのへんは京都やと思てまへんけど…… 」
俺「(さすがは京都「「「市民」」」や )」
──そんなことを思いつつ、
この「ファイバーアート、サイコー」展に触れたわけですが、自分たちは「ファイバーアート隆盛の「その後の作家たち」」であるという自己規定から出発し、
繊維を使って作品をつくることは、自分の表現する領域がどこなのか、常に立ち位置を確認しながらの作業であり、その足場の不確かさに根を張ることができずにきたようにも思います。まるでそれは柔らかい繊維が水を吸収していくかのように、懐深く不確かな寄る辺です。(出展作家の一人酒井稚恵氏によるステイトメントより)という問題意識を共有(?)した上で、個々の仕事の多種多様さを見るべきものとなっていたと言えるでしょう。古道具の子供用椅子を織機として使用して衣服を織り上げていた岩﨑萌森氏、ミシンのプログラムに意図的にバグを発生させてバグった織物を作り出す宮田彩加氏、(FX市場において日本人個人投資家がなぜか「ミセスワタナベ」と呼ばれていることに注目して)ローソク足チャートを刺繍することで90年代以降の日本の一断面を見せる碓井ゆい氏、(大気汚染が一時期きわめて深刻化していた)大阪市西淀川区で当事者の語りに出てきた言葉たちを編んで船型のオブジェを作った村田のぞみ氏あたりが個人的に印象に残りましたが、これらは顕著な一例で、全体的に作品を染織やテキスタイルのジャンル(論)に内閉させず、その外部にムリヤリにでもコンタクトさせようという志向が強かったと言えるでしょう。岩﨑氏は民俗学・文化人類学に、宮田氏は機械とその機能不全に、碓井氏と村田氏は政治-社会問題に、といった具合に、外部との関係を導きの糸として手繰り寄せることでなんとか作品に織り上げていくというのが、この展覧会における彼女/彼らにとっての〈ファイバーアート〉である。
ところで「小林正和と(ry」展についてここでごく簡単に述べておくと、個人的には彼が領導した1960〜70年代のファイバーアートについては全くノーマークだったので、かような動向がローザンヌやウッヂ(ポーランド)から直輸入されて京都で花開いたのかと純粋に勉強になったのですが、それでもなお、ファイバーアートとは、過去の一時期における染織やテキスタイルをめぐる実践を規定する編制の揺らぎが見せたひとときの幻影だったのではないか──という印象をどうしても抱かざるを得なかったのもまた、事実と言えば事実でして。実際、当の小林もまた晩年には糸/繊維/ファイバーから旧来のテキスタイルを基礎とした仕事へと回帰していったわけですから……
京都芸術大学ギャルリ・オーブにて開催中の「ファイバーアート、サイコー」展。
主に1980〜90年代生まれの、刺繍やテキスタイルを主たる表現手段としているアーティストを中心にラインナップすることで、現在京都国立近代美術館で開催中(〜3.10)の「小林正和とその時代─ファイバーアート、その向こうへ」展へのアンサーソングたることを自ら積極的に引き受けようとした展覧会だったと、さしあたっては言えるでしょう。染織・テキスタイルから実用性を取り払い、もって従来のジャンル的な区分を越境することを志向/試行していったのが、小林(や彼の直接的な影響を受けた1950〜60年代生まれの世代における)ファイバーアートであるわけですが、そういったジャンル論的な越境の試みが一段落した現在において、〈ファイバーアート〉はいかなる形を取りうるのかが焦点になっていた。
・出展作家
青谷徳子、岩﨑萌森、碓井ゆい、大谷史乃、岸田めぐみ、酒井稚恵、佐々きみ菜、塩見友梨奈(←諸事情により出展せず)、武田梨沙、寺村サチコ、天牛美矢子、土井直也、長田綾美、濱田菜々、マツムラアヤコ、宮田彩加、村田のぞみ、山下茜里、吉本直子
「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2024」開幕レポート https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/28555
今年から京都国立博物館・明治古都館(古い方の建物)にメイン会場を移して始まったARTISTS’ FAIR KYOTO。今日はお大尽向けの日で、一般公開はこの土日。まぁ当方は今日も含めて全日仕事なので全スルー確定ですが
昨年国立工芸館(金沢市)で開催されていろいろな意味で話題になってた「ポケモン×工芸」展、佐川美術館(滋賀県守山市)に巡回してくるんですね。京都駅内の広告で知った 2024.3.30〜6.9。
で、このあと、MOA美術館(!?!?)→都内のどこか(未発表)→松坂屋美術館→八戸市美術館→長崎歴史文化博物館と巡回するそうで…… https://kogei.pokemon.co.jp/
美術作家ヤノベケンジの新作、宇宙猫が飛び交う! 太陽の塔に乗って! - KAI-YOU
https://kai-you.net/article/88986
ヤノベケンジ(1965〜)氏の新作、GINZA SIXの吹き抜けに展示されているそうですが、あそこってコロナ禍とかでテナントが概ね撤退してオワコン化してたことが一時期話題になってたような……(今はどうなんでしょう) 幼い頃にEXPO’70の方の大阪万博の解体工事に際会したことが自身の創作活動の起源だと常々語っているヤノベ氏を施設内のアートワークに起用するって、ひょっとしたらGINZA SIX渾身の自虐芸説ある? あと(ヤノベ氏の最近の作品におけるアイコンとなっている)SHIP’S CATは宇宙猫というより、むしろ現場猫ではないのかゲフンゲフン
2024年7月12日(金)から11月10日(日)にかけて、岡本太郎記念館で、「太陽の子・太郎の子」(2011年)以来2度目の個展を開催それはさておき、唐突に個展情報が公開されてますね。岡本太郎記念館ということは都内の方でしょうか
豊田市美術館、2024年度スケジュールを発表。エッシャー展、玉山拓郎の美術館初個展、アナーキズムと美術など https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/toyota-municipal-museum-of-art-news-202402
「アナーキズムと美術」展(2024.10.12〜12.27)はどう考えてもマストでしょうね。出展作家とかは今後徐々に明かされるんでしょうけど、とりあえず期待して待つ
2月26日
明治期に女性にも徴兵制が敷かれ、日露戦争で男性に伍して多くの戦死者を出して迎えたアナザー大正時代における女子陸軍士官学校が舞台の百合マンガというのがあり(単行本の帯に「軍国ラブストーリー」とあったのには若干ゃ草でしたが )、全5巻とほどよい長さで完結してるのですが、もしこれ長期連載化してアナザー昭和時代に突入し、アナザー二・二六事件が描かれてたらどうなってたかなぁと思わなくもない
玉崎たま『行進子犬に恋文を』 https://ichijin-plus.com/comics/2414939799602
好事家、インディペンデント鑑賞者。オプリもあるよ♪